2014年の増床・リニューアル
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「くずはモール」の記事における「2014年の増床・リニューアル」の解説
第2期開発として、2012年夏着工・2014年春完成で西館とKIDS館の建て替えが行われ、2014年3月12日にグランドオープンした。この建て替えにより、西館の跡地には本館が増築され(本館増床部)、KIDS館、「くずはコート」の跡地と南駐車場の部分には南館が建設され多層化された。営業面積は5万平米から7万2千平米へ増床され、ファッション・インテリア・雑貨等の店舗を増やし、エンターテインメント施設や住居関連商品の店舗が新たに誘致された。また、駐車場の収容台数も約2000台から約3000台へ増やされた。 このリニューアルに伴い、本館既存部には「ミドリノモール」、本館増床部には「ハナノモール」、南館には「ヒカリノモール」の愛称がつけられた。これは初代「くずはモール街」のモール名を引き継いだものである。また、初代「くずはモール街」のシンボルだった「鐘の塔」に設置され、鳴らされていた鐘の音が、実物からの録音をデジタル処理した時報として毎日12時、15時、18時の3回、季節ごとに変化させて全館で流される。この時報と開店・閉店時のBGMの制作は向谷実が担当した 。 南館「ヒカリノモール」には、京阪ミュージアムゾーン「SANZEN-HIROBA」が設けられ、京阪旧3000系(3505号車)が「デジタル動態保存」(実際は静態保存した車両に鉄道シミュレーターなどを設置したもの)された。予約で運転体験もできる。他にも8000系を模した特急車両型と一般車両型の鉄道シミュレーターを設置したり、京阪電気鉄道の歴史資料等が展示されている。なお、関西の私鉄が運営する鉄道保存展示施設は2021年現在、当モールが唯一の存在である。 なお、この建て替えのため、西館は2012年6月30日で、KIDS館、「くずはコート」は2012年8月31日で営業を終了した。また、南駐車場も2012年8月31日で閉鎖され、工事期間中は駐車台数は約1500台に減少していた。
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