2013年-現在: ラカベラーの辞任
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「ウインド・モバイル」の記事における「2013年-現在: ラカベラーの辞任」の解説
ウイッシュプランはプロモーションとして2013年1月だけでなく2月の最初の3日間まで延長された。また1月、BlackBerry Bold 9790とHTC Amaze 4GとHTC RadarとSamsung Galaxy S 4Gを新端末の発売に合わせて販売を終了した。15日にはLG F4nというフリップフィーチャーフォンを発売した。18日、アンソニー・ラカベラーはウインド・モバイルCEO辞任を発表したが、会長職は継続している。同日、ウインドはサービス利用加入者が60万人を突破したと発表した。2月4日には新たな月額プランを発表したが、補助金は既存の加入可能プランと比べて低額になっている。ペイ・ユア・ウェイサービスではMMS利用料が引き下げられた。14日にはHTC Windows Phone 8Sを、27日にはBlackBerry Z10を発売した。しかし、アムステルダムに本社を置く親会社のヴィンペルコムはウインド・モバイルの売却を模索するようになった。 4月10日、ウインド・モバイルはカナダ無線通信協会(CWTA)と和解すると発表、ライバル企業のモビリシティ(英語版)とパブリック・モバイルもCWTAと和解、引用で主要因を「ロジャースとベルとテラスの賛同におけるバイアス」としている。 6月19日、ヴィンペルコムの子会社であるオラスコム・テレコムはウインド・モバイルの完全子会社化を中止すると発表した。これは6ヶ月前にトニー・ラカヴェーラがウインド・モバイルのCEOを辞任した際に未確定であるもののウインド・モバイルの売却を模索しているという発表を覆すものだった。 同月26日、グローブ・アンド・メールはアメリカ合衆国の通信会社であるベライゾン・ワイヤレスが7億ドルでウインド・モバイルを買収すると報道したが、ベライゾンはカナダの無線通信市場には興味を示していないとこれを否定した。 9月4日、ウインド・モバイルは競合相手のモビリシティがサービスを終了し加入者をウインド・モバイルに移行するための交渉をモビリシティと行っていると報じられたが、モビリシティは否定している。 1月13日、主要株主であるヴィンペルコムはカナダ連邦政府との対立によるウインド・モバイルがカナダ産業省(英語版)による700MHz帯域入札(英語版)に参加するための財政的支援を中止した。これによりウインド・モバイルは所有帯域不足により自身のネットワークでLTEを展開することが困難となった。
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