AFCチャレンジカップ2012
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| AFCチャレンジカップ2012 | |
|---|---|
| 大会概要 | |
| 開催国 | |
| 日程 | 2012年3月8日 - 3月19日 |
| チーム数 | 8 |
| 開催地数 | 2 (1都市) |
| 大会結果 | |
| 優勝 | |
| 準優勝 | |
| 3位 | |
| 4位 | |
| 大会統計 | |
| 試合数 | 16試合 |
| ゴール数 | 42点 (1試合平均 2.63点) |
| 総入場者数 | 50,000人 (1試合平均 3,125人) |
| 得点王 | |
| 最優秀選手 | |
| < 20102014 > | |
AFCチャレンジカップ2012は、2012年3月8日から3月19日にかけて、ネパールで開催された第4回目のAFCチャレンジカップである。北朝鮮が優勝し、AFCアジアカップ2015の出場権を得た[3]。
予選
参加国
今大会より、「前大会の上位3チームは予選免除」という制度が廃止され、北朝鮮、トルクメニスタン、タジキスタンも予選から参加するものとされた[4][5]。
20チームが予選に参加する[4]。グアムおよび東ティモールは不参加。またブルネイは、ブルネイサッカー協会が国際サッカー連盟(FIFA)から資格停止処分を受けていたため、参加が認められなかった。
シード順は前回大会(AFCチャレンジカップ2010)の結果をもとに定められた。予備予選・最終予選の組み合わせ抽選は2010年10月20日に行われた[6]。
| 最終予選より参加 | |
|---|---|
| 予備予選より参加 |
予備予選
前回大会の成績下位8チームを2チームずつに分け、ホーム・アンド・アウェー方式で2戦する。各勝者が最終予選に進出する。
第1戦は2011年2月9日に、第2戦は2月16日に開催される。
- ブータン対アフガニスタン戦は延期され[7]、その後開催日を3月23日・3月25日、開催地を2試合ともインド・グルガーオンに変更して実施された[8]。
- フィリピン対モンゴル戦は、フィリピンサッカー連盟がモンゴルの冬季の気候を理由に、2試合ともフィリピンで開催することを主張し[9]、これに対しモンゴル側は、開催地は変更しないもののモンゴルでの試合開催日を変更することを提案した[10]。最終的にモンゴルのホームゲームは3月15日に延期された。
| チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|---|---|
| ブータン |
0 - 5 | 0 - 3 | 0 - 2 | |
| フィリピン |
3 - 2 | 2 - 0 | 1 - 2 | |
| チャイニーズタイペイ |
6 - 3 | 5 - 2 | 1 - 1 | |
| カンボジア |
5 - 4 | 3 - 1 | 2 - 3 (延長) |
合計スコア5-0でアフガニスタンが勝利
合計スコア2-3でフィリピンが勝利
合計スコア6-3でチャイニーズタイペイが勝利
合計スコア4-4(延長0-1)でカンボジアが勝利
最終予選
1順の総当たり戦(集中開催方式)を行い、各組の上位2チームが本大会に進出する。試合は2011年3月20日から3月31日の間で実施された。
勝点が並んだチームについては、当該チーム間の直接対戦の戦績を、全試合の得失点差・総得点よりも優先して評価する[11]。
グループ A
- 開催地:
ミャンマー
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 2 | 1 | 0 | 5 | 1 | +4 | 7 | |
| 2 | 3 | 1 | 2 | 0 | 4 | 1 | +3 | 5 | |
| 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 2 | 5 | −3 | 3 | |
| 4 | 3 | 0 | 1 | 2 | 2 | 6 | −4 | 1 |
グループ B
- 開催地:
マレーシア
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 2 | 1 | 0 | 7 | 2 | +5 | 7 | |
| 2 | 3 | 2 | 1 | 0 | 6 | 1 | +5 | 7 | |
| 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 6 | −3 | 3 | |
| 4 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 7 | −7 | 0 |
グループ C
- 開催地:
モルディブ
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 2 | 1 | 0 | 6 | 1 | +5 | 7 | |
| 2 | 3 | 2 | 1 | 0 | 4 | 0 | +4 | 7 | |
| 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 5 | 6 | −1 | 3 | |
| 4 | 3 | 0 | 0 | 3 | 3 | 11 | −8 | 0 |
グループ D
- 開催地:
ネパール
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 3 | 0 | 0 | 7 | 0 | +7 | 9 | |
| 2 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 4 | |
| 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 1 | 3 | −2 | 3 | |
| 4 | 3 | 0 | 1 | 2 | 0 | 5 | −5 | 1 |
本大会
出場国
| 出場国・地域 | 予選 | 出場回数 |
|---|---|---|
| A組1位 | 3大会ぶり2回目 | |
| A組2位 | 3大会ぶり2回目 | |
| B組1位 | 4大会連続4回目 | |
| B組2位 | 3大会連続3回目 | |
| C組1位 | 初出場 | |
| C組2位 | 4大会連続4回目 | |
| D組1位 | 3大会連続3回目 | |
| D組2位 | 2大会ぶり2回目 |
開催地
本大会の開催地としては、最終予選により本大会出場権を得たチームの国・地域のみが立候補することができるものとされていた[5]。モルディブ・ネパール・パレスチナの3サッカー協会が開催地として立候補した[13]。開催地は2011年6月14日に決定される予定であった[13] が延期され[14]、その後7月29日の委員会にてネパールでの開催が決定した[15]。
グループリーグ
組み合わせ抽選会は2011年12月1日、ネパールのカトマンズで行われた[16]。 4チームずつの2グループにわかれて1順の総当たり戦を行い、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
勝ち点が並んだチームの順位決定方法は以下の通り[17]。
- 当該チーム間の対戦戦績における勝ち点
- 当該チーム間の対戦戦績における得失点差
- 当該チーム間の対戦戦績における総得点
- グループ全試合での得失点差
- グループ全試合での総得点
- PK戦(ここまでの基準において並んだチームがちょうど2チームであり、かつそれらのチームが最終節で対戦している場合に限る)
- イエローカード・レッドカードの数による評価(イエローカードで1点、1試合で2回目の警告を受けたことによるレッドカードで3点、直接のレッドカードで3点、レッドカードの直後のイエローカードで4点)
- 抽選
以下、試合日時は現地時間(UTC+5:45)による。
グループ A
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 2 | 1 | 0 | 6 | 1 | +5 | 7 | |
| 2 | 3 | 2 | 1 | 0 | 4 | 0 | +4 | 7 | |
| 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 2 | 5 | −3 | 3 | |
| 4 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 6 | −6 | 0 |
| トルクメニスタン |
3 - 1 | |
|---|---|---|
| ミンガゾフ Gahrymanberdi Chonkayev アマノフ |
レポート | Hassan Adhuham |
|
ハルチョーク・ランガシャラ(カトマンズ)
観客数: 1,000人 |
| ネパール |
0 - 3 | |
|---|---|---|
| レポート | Elman Tagayev (Biraj Maharjan) Hangeldiyev Guvanch |
|
ダサラス・ランガシャラ・スタジアム(カトマンズ)
観客数: 2,400人 |
グループ B
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 3 | 0 | 0 | 8 | 0 | +8 | 9 | |
| 2 | 3 | 2 | 0 | 1 | 4 | 3 | +1 | 6 | |
| 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 4 | −1 | 3 | |
| 4 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 8 | −8 | 0 |
| インド |
0 - 2 | |
|---|---|---|
| レポート | Akhtam Khamrakulov Nuriddin Davronov |
|
ダサラス・ランガシャラ・スタジアム(カトマンズ)
観客数: 700人 |
| タジキスタン |
1 - 2 | |
|---|---|---|
| Alexei Negmatov |
レポート | P.ヤングハズバンド A.ギラード |
|
ダサラス・ランガシャラ・スタジアム(カトマンズ)
観客数: 800人 |
決勝トーナメント
| 準決勝 | 決勝 | |||||
| 3月16日 - | ||||||
| 2 | ||||||
| |
1 | |||||
| 3月19日 - | ||||||
| 1 | ||||||
| |
2 | |||||
| 3位決定戦 | ||||||
| 3月16日 - | 3月19日 - | |||||
| |
2 | |
4 | |||
| |
0 | |
3 | |||
準決勝
| トルクメニスタン |
2 - 1 | |
|---|---|---|
| アマノフ Gahrymanberdi Chonkayev |
レポート | P.ヤングハズバンド |
|
ダサラス・ランガシャラ・スタジアム(カトマンズ)
観客数: 500人 |
3位決定戦
決勝
優勝国
| AFCチャレンジカップ2012優勝国 |
|---|
北朝鮮 2大会連続2回目 |
脚注
- ^ “Pak scoops MVP award”. アジアサッカー連盟 (2012年3月19日). 2012年3月20日閲覧。
- ^ “Six-shooter Phil takes top scorer title”. アジアサッカー連盟 (2012年3月19日). 2012年3月20日閲覧。
- ^ サッカーアジア杯3位までシード AFC理事会 - 47NEWS(よんななニュース)
- ^ a b “No direct entry for 2012 AFC Challenge Cup”. アジアサッカー連盟公式サイト. (2010年5月17日) 2010年12月10日閲覧。
- ^ a b “No direct entry for 2012 AFC Challenge Cup”. アジアサッカー連盟公式サイト. (2010年8月13日) 2011年2月2日閲覧。
- ^ “2012 AFC Challenge Cup draw results”. The-AFC.com. Asian Football Confederation. 2010年12月10日閲覧。
- ^ “Bhutan vs. Afghanistan - 9 February 2011”. Soccerway. 2011年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月1日閲覧。
- ^ “Afghanistan, Bhutan tie in India”. アジアサッカー連盟. (2011年2月22日) 2011年3月3日閲覧。
- ^ “PFF readying Panaad for Challenge Cup”. The Philippine Star. (2011年1月4日) 2011年2月18日閲覧。
- ^ “Mongolian XI insists on home and away”. Sun.Star. (2011年1月8日) 2011年2月18日閲覧。
- ^ AFC Challenge Cup 2012 (Qualifiers) Competition Regulations "19. Technical Rules for the Competition" を参照
- ^ “AFC CC 2012 qualifying hosts confirmed”. アジアサッカー連盟 (2011年2月18日). 2011年3月9日閲覧。
- ^ a b “Maldives, Nepal and Palestine bidding to host CC 2012 Finals”. アジアサッカー連盟 (2011年5月23日). 2011年5月29日閲覧。
- ^ “Chinese Taipei to host AFC President’s Cup Finals”. アジアサッカー連盟 (2011年6月14日). 2011年6月14日閲覧。
- ^ “Message of unity from AFC ExCo”. アジアサッカー連盟 (2011年7月29日). 2011年7月29日閲覧。
- ^ Nepal's luck of the draw AFC.com 2011年12月1日掲載。
- ^ “Competition Regulations AFC Challenge Cup Nepal 2012”. アジアサッカー連盟. 2012年3月12日閲覧。(21節を参照)
外部リンク
- AFC Challenge Cup 2012 - AFC.com(英語)
- RSSSFによる記録
「2012 AFC Challenge Cup」の例文・使い方・用例・文例
- 最初は1914年に建てられ、1945年に戦災を受けました。現在の駅は、元の姿に復元するために2012年に建て直されたものです。
- 私の町は2012年の住みやすさランキングで1位になった。
- 彼は2012年ロンドンオリンピックで聖火ランナーとして走った。
- この数字は2012年12月31日現在の平均直利である。
- 2012年の調査によれば、地域別最低賃金が最も低かったのは高知県だった。
- 私は2012年の10月の初旬にあなたの研究室に伺いたいです。
- 2012年6月の月間レポート
- 2012年7月31日分の送金の詳細をあなたに送ります。
- 2012(年)の売上税の受取手形
- 2012年7月30日までに締め切りを延長できますか?
- 2012年の第四四半期
- 2012年の夏の予定
- 2012年6月30日までに終わります。
- 壮大な祝賀式典で2012年ロンドンオリンピックが開幕した。
- 我が家の思い出アルバム2012
- 思い出アルバム2012
- 彼らの移行期間は2012年から2015年です。
- 2012年8月31日
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