2005年~2007年: 『ワイルドフラワー』
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2005年9月、5枚目のアルバム『ワイルドフラワー』(Wildflower )をリリース。ビルボードでは2位発進であったが、批評は様々で、商業的にはこれまでのアルバム同様の成功とは言い難かった。2005年12月、第48回グラミー賞でアルバムが最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞に、シングル『Good Is Good 』が最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞にノミネートされた。しかしどちらの賞もケリー・クラークソンが受賞し、彼女は受賞を逃した。2006年、イギリスのミュージシャンのスティングと演奏したこのアルバムからの2枚目のシングル『Always on Your Side 』が発表されるとラジオで流れるようになりすぐにAdult Top 40 にランクインし、アルバムの売り上げは再び伸びた。スティングとのこのコラボレーションは2007年の第49回グラミー賞で最優秀ポップ・コラボレーション賞ヴォーカル部門にノミネートされた。2008年1月現在、『ワイルドフラワー』は全米で949,000枚売り上げた。 2006年、ディズニー/ピクサーのアニメ映画『カーズ』のオープニング曲『Real Gone 』を発表。2006年2月中旬、早期乳癌と診断され、担当医は「完治の予後は素晴らしい」と語った。 5月18日、乳癌との診断後初の演奏は、フロリダ州オーランドで行なわれたSAPサファイア・コンヴェンションで、1万名以上の情報技術者を前にして行なわれた。6月12日、診断後初めて公の場に現れ、インディアナ州インディアナポリスにあるミュラット・シアターで演奏した。 2006年8月23日、CNNの『ラリー・キング・ライブ』に出演。この番組で彼女は再起、ランス・アームストロングとの破局、マイケル・ジャクソンのバックアップ・シンガーとしての過去、乳癌克服の経験について語った。 2006年後期、映画『Home of the Brave 』に使用された『Try Not To Remember 』で第64回ゴールデングローブ賞オリジナル歌曲賞にノミネートされた。 2007年、クリス・カー監督のドキュメンタリー映画『Crazy Sexy Cancer 』を基にしたカーの書籍『Crazy Sexy Cancer Tips 』に序文を寄せた。2007年11月、映画『ビー・ムービー』のためにビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」をカヴァー。またライアン・アダムスのアルバム『Easy Tiger 』の収録曲「Two」にバックグランド・ヴォーカルとして参加している。
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