2003年発表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 14:20 UTC 版)
BRICsは人口の増加、資本の増加、労働生産性の増加などを起因として経済成長を成し遂げ、2004年にはいずれも5 - 9%台の成長を果たすなど、近年では世界平均を上回る高水準の成長を記録している。今後はさらに資本蓄積・技術革新による生産性上昇なども見込まれており、IMFの予測によると2005 - 2006年にかけても、中国の8%台を筆頭に、軒並み高い成長を維持する見込みとされている。 結果として、2006年5月の時点で世界のGDPの約8%を占めるに過ぎないその経済規模は、2039年に経済大国G6(米国、日本、ドイツ、英国、フランス、イタリア)にスペインを加えた合計を上回り、2050年時点でのGDPは下表のように順位が入れ替わると予想した。これにより米国一極支配が崩れるとされている。 名目GDP値 (単位:10億ドル)順位123456782004年実績値国名アメリカ 日本 ドイツ イギリス フランス 中国 イタリア スペイン GDP値11,733 4,668 2,707 2,126 2,018 1,932 1,681 1,180 2012年実績値国名アメリカ 中国 日本 ドイツ フランス イギリス ブラジル イタリア GDP値15,653 8,250 5,984 3,367 2,580 2,434 2,425 1,980 2050年予測値国名中国 アメリカ インド 日本 ブラジル ロシア イギリス ドイツ GDP値44,453 35,165 27,803 6,673 6,074 5,870 3,782 3,603
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