2000年以降の桜島港
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2004年(平成16年)11月1日に桜島の西側にあたる桜島町が鹿児島市に編入されたことにより、桜島港を発着する桜島町が運営していた桜島フェリーは桜島横山町に本局を置く鹿児島市船舶局の運営となった。また、桜島町が港湾管理者となっていた古河良港・新島港・赤生原港・白浜港・西道港・武港・二俣港・松浦港・藤野港・長谷港についても鹿児島市に引き継がれた。 2007年(平成19年)6月29日には鹿児島市が港湾管理者となっている桜島の湯之持木港・古里港・高免港・塩屋ヶ元港・浦之前港・宇土港・園山港・有村港・赤生原港・西道港・白浜港・二俣港・松浦港・藤野港・長谷港・古河良港・新島港を桜島港に統合した。 2011年(平成23年)に策定された「桜島港施設整備計画」によって桜島フェリーターミナルの耐震性について課題が確認され、フェリーの大型化や桜島の噴火災害や1914年(大正3年)に発生した桜島地震クラスの地震、津波にも耐えうる施設への建て替えが検討された。2016年(平成28年)7月に建て替え工事に着手し、2018年(平成30年)3月には老朽化していた桜島フェリーターミナルの建て替え工事が完了して3月19日に鉄筋コンクリート造4階建ての新ターミナルの供用が開始された。また、桜島フェリーターミナルも各集落の港と同様に活動火山対策特別措置法に基づく避難促進施設となっている。
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