2年連続の世界選手権銀メダル獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:51 UTC 版)
「宇野昌磨」の記事における「2年連続の世界選手権銀メダル獲得」の解説
2018年3月、イタリア・ミラノで開催された世界選手権では、平昌オリンピック直後に新調した靴を急ピッチで馴染ませようと練習量を増やした結果、開幕前の公式練習で右足甲痛を発症。本番のショートプログラムではジャンプの難易度を落として挑んだが、4回転フリップから変更した4回転トウループは綺麗に着氷したものの、3回転の連続ジャンプで2本目が2回転になるミス。スピンやステップでは全ての項目で最高のレベル4を獲得したものの、94.26点と自己ベストよりも10点以上低い得点で5位発進となる。フリーでは「(翌年の世界選手権の)枠のことがあるので攻めたい」と難度を落とすことなく、五輪と同じジャンプ構成で挑んだ。中盤までジャンプに苦戦する展開だったが、終盤は4回転-2回転の連続トーループを決めるなど現地メディアに「魂の270秒」と評され、フリー179.51点の合計273.77点となる。 結果、2年連続で準優勝し、2つ目の世界選手権銀メダルを獲得。日本人男子フィギュアでは、4人目の世界選手権メダル複数保持者となる。 この結果を受け、羽生結弦の欠場で出場した友野一希の健闘で日本選手の合計ポイントは7ポイントになり、翌年に日本の埼玉県さいたま市で開催予定の世界選手権での代表3枠を保持した。 このシーズンは計8大会に出場し、全出場大会で優勝か準優勝した。
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