2年連続「1ポイント差の明暗」、土壇場で栄冠を得たハミルトン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 04:39 UTC 版)
「2008年のF1世界選手権」の記事における「2年連続「1ポイント差の明暗」、土壇場で栄冠を得たハミルトン」の解説
F1デビュー2年目にチャンピオンを獲得したハミルトン 最終戦ブラジルGPを制しながら、1ポイント差に泣いたマッサ 2007年シーズンの最終戦まで激しいタイトル争いを繰り広げたマクラーレンとフェラーリが2008年もタイトル争いの中心となった。マクラーレンのルイス・ハミルトンはエースドライバーに成長したが、ドライビングマナーを問われて度々ペナルティを受けた。一方、フェラーリでは前年チャンピオンのキミ・ライコネンに代わり、フェリペ・マッサがタイトル争いに名乗りを上げたが、トップ走行中の2度のトラブルなど不運に見舞われた。 前年に続き、最終戦ブラジルGPがチャンピオン決定戦となった。このレースはマッサが制し、中団に沈んだハミルトンはこのままではマッサの逆転チャンピオンを許す展開に陥っていたが、残り僅かのところでハミルトンが順位を上げてチェッカーを受け、自身初のドライバーズチャンピオンが決定。前年は「1ポイント差でタイトルを逃した」ハミルトンだったが、今回は「1ポイント差で栄光を手にした」。23歳300日での戴冠は2005年のフェルナンド・アロンソを抜く当時の最年少記録となり(2010年にセバスチャン・ベッテルが更新)、「黒人初のF1チャンピオン」という肩書きも与えられた。
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