1959 - 1966年
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「コマーシャルソング」の記事における「1959 - 1966年」の解説
1959年(昭和34年)4月の皇太子成婚を機に、テレビが急速に普及。高度経済成長と今までに無い新商品の発売に関連し、CMソングも多様化し始めた。その一つとして、「インフォマティブ・ソング」(作曲者の嵐野英彦が命名した商品説明型CMソング)が登場した。 1960年(昭和35年)6月29日、ビートルズが来日し、公演を行う。既に、ロカビリーなどの洋楽が日本に入り、リズムはCMソングにも導入され始めていたが、まだ音階は、全音階的長音階が中心のままだった。 同年9月10日、テレビのカラー本放送開始。 この頃、CMソングばかりを流す番組『歌うコマーシャル』が、ラジオ東京(現・TBSラジオ)で放送されていた。 1962年(昭和37年)、第2回ACC全日本CMフェスティバルから、CMソングを対象とする「シンギング部門」がラジオ部門の中に創設される。 1963年(昭和38年)、5秒CMが解禁。CMソング受難の時期となる一方で、サウンドロゴが発展したという見解もある。 1966年までの代表的な楽曲 明るいナショナル(三木鶏郎合唱団;松下電器産業(現・Panasonic)) 光る東芝の歌(ダークダックス;東芝) かっぱの唄(楠トシエ;黄桜酒造) キンカンの唄(雪村いずみ、ダークダックス;金冠堂「キンカン」) 長生きチョンパ(楠トシエとフォー・コインズ ; 船橋ヘルスセンター) ライオネスコーヒーキャンディー(篠崎製菓) セクシー・ピンクの歌(キスミー) チクレ・モリナガ(トリオ・ロス・パンチョス;森永製菓)
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