1日100万人の入場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 23:15 UTC 版)
「上海国際博覧会」の記事における「1日100万人の入場」の解説
2010年10月16日は土曜日で天候にも恵まれ気温も涼しく、絶好のコンディションが揃ったため、前売入場券を購入していたもののこれまで来場していなかった人々等が殺到し、入場者は1日だけで103.27万人を記録した。これは上海万博のこれまでの1日あたり入場者記録である9月23日の63.12万人はもちろん、国際博覧会のこれまでの記録だった大阪万博が1970年9月5日に記録した83.58万人も大きく更新し、新記録となった。 会場内は大混雑となり、石油館が12時間の待ち時間を記録したほか、5時間を超える待ち時間を記録したパビリオンが続出した。北朝鮮館など普段は待ち時間のないパビリオンにまでかなりの行列ができ、通路も大混雑したが、当初から入園者が70万人を超えそうな場合を想定した対策を取っていたため、通路に椅子や机などを出さないようにしたほか、園内交通用のバスを20両増やしたり、トレーラー型臨時トイレを各地に投入した。ボランティアの数も普段より増やし、会場の運営そのものは問題なく行われたと主催者側は発表している。 その次の週末である10月23・24日は、通常日用の入場券で入場できる最後の週末であったために、更なる混雑も予想されたが、実際には悪天候となり再び100万人の入場者の来場とはならなかった。月曜日以降は指定日券でしか入場できなかったため、入場者数は落ち着いた。
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