日琉語族
日本語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 14:54 UTC 版)
多くの学者は、日本語族は、水稲作を行う弥生人によって、紀元前700年~300年頃に朝鮮半島から日本列島にもたらされたと考えている。マルティン・ロベーツ(2017年)は、日本語族は紀元前6千年紀の遼西興隆窪文化を原郷とする「トランスユーラシア語族」(モンゴル語族、チュルク語族、ツングース語族、日本語族、朝鮮語族から成る語族)に起源を持ち雑穀栽培を行う集団であったが、「日本・朝鮮語派」に分岐して遼東半島に至った後、紀元前2-3千年紀に山東半島に分布した稲作を行うオーストロネシア祖語の姉妹語と接触することで主に農業関連の語彙を大量に借用し、その後朝鮮半島を南下し紀元前1千年紀に日本列島に入ったとしている。また、日本列島内においても、水稲作の拡大に伴って日本語の分布が拡大したと提案されている。
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日本語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 00:03 UTC 版)
Vovin (2014)は日本語族の原郷を中国南部に想定した。Vovinは、日本祖語が単音節のSVO構文であり、タイ・カダイ語と同様の孤立語であった可能性を示す類型論的証拠を示した。ただし、これらの共通特徴は遺伝的関係ではなく、激しい言語接触によるものとしている。
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