備後誉【ビンゴホマレ】(野菜)
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登録番号 | 第6212号 |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | しょうが | |
登録品種の名称及びその読み | 備後誉 よみ:ビンゴホマレ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 14日 | |
品種登録者の名称 | 池田食研株式会社 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市箕沖町95番地7 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 黒田雅子 神久徳 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,台湾より導入した「台湾大ショウガ」のコルヒチン処理した4倍体個体から選抜,育成された品種であり,葉の開度が中,塊茎片の数がかなり少なく,塊茎片の大きさが極大で,塊茎の形状がインド型の品種である。 草勢はやや強,草丈は中,葉数は多,葉の大きさはかなり大,色はかなり濃緑,茎の数はかなり少,太さは太,長さはやや長,色は濃緑である。芽の数は少,色素発生は淡,塊茎片の数及び塊茎の分岐数はかなり少,塊茎の大きさはかなり大,塊茎片の大きさは極大,塊茎の節間長は極長,形状はインド型,塊茎外皮の色は灰黄,塊茎表面の凹凸は少,塊茎重は大,塊茎の肉色は灰黄白,肉の硬さは軟,肉のち密性は粗,乾物歩合は低,繊維は少,辛味はやや弱である。早晩性はかなり晩,発芽温度は高,低温生長性はかなり低,貯蔵性は低,開花性は易である。 「台湾大ショウガ」と比較して,草丈が低いこと,葉の開度が立つこと,塊茎片の大きさが大きいこと等で,「インド」と比較して,茎の色が濃緑であること,茎基部の色素発生が少ないこと,芽の太さが太いこと,塊茎の節間長が長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者の研究室(広島県福山市)において,台湾より導入した「台湾大ショウガ」をコルヒチン処理し,以後,試験管内増殖をしつつ4倍体個体を選抜して特性の調査を行い,6年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「池田大ショウガ」であった。 |
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