ケンパスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 建築・不動産 > 外材一覧 > ケンパスの意味・解説 

ケンパス


ケンパスはマレイ半島スマトラボルネオなどに分布しており、大木になり、樹高3045mに達しますメンゲリスと同じ属の樹木です。

木材
心材と辺材の色の差ははっきりとしています。前者赤褐色ですが、生材の時は、かなり橙色帯びており、メンガリスに比較する明るい色をしています。辺材淡色です。放射断面をみると、細い淡色の筋が沢山みられ、材面を美しくしています。リップルマークがみられます。材内師部メンゲリス写真参照)が、大きな直径丸太横断面をみると、同心円状にでてきます。これは元来樹皮組織ですので木材乾燥するとき、違った収縮のしかたをするため、木材との境界で、大きく裂けたり、割れたりしますので、メンガリス同様、木材として利用歩留まり小さくなります。重硬な木材で、気乾比重は0.77-0.91です。木理交錯し、肌目は粗です。耐久性はあまり高くはありませんが、保存薬剤吸収よいです加工は容易とはいえませんが、仕上がりよいです

用途
重硬なことと、保存薬剤注入しやすいので、鉄道枕木、重構造物、等に使われています。かって、日本でも鉄道枕木として輸入したことが知られています。家具内装器具の柄などにも利用されますが、材内師部があるため、あまり利用の範囲広くなりません。現在では、パレット利用されています。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ケンパス」の関連用語

ケンパスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ケンパスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本木材総合情報センター日本木材総合情報センター
©Japan Wood-Products Information and Research Center 2024 All Rights Reserved, Copyright

©2024 GRAS Group, Inc.RSS