サランヘ
「サランヘ」とは、韓国語で「愛してる」とか「大好き」といった意味の、親しい人に伝えるカジュアルな愛情表現の言葉である。ハングルでは「사랑해」と表記する。「サランヘ」を丁寧に伝える表現が「サランヘヨ(사랑해요)」である。
「サランヘ」は日本語のタメ口に相当するカジュアルな表現である。恋人・兄弟姉妹・親友・ペットなどに対して気軽に愛情を伝える表現として用いられる。親などの敬意を払うべき相手に対しては、丁寧表現を加えた「サランヘヨ」の方が適している。
「へ」だけひらがな表記で「サランへ」となると韓国語でなくなる。
「サランヘ」の詳しい解説
「サランヘ(사랑해)」の「サラン(사랑)」が「愛」に相当する言葉であり、「ヘ(해)」が「~する」という意味の言葉である。「サランヘ」と「サランヘヨ」の違い
「サランヘヨ(사랑해요)」は、「サランヘ」に丁寧表現の語尾「ヨ(요)」を加えた言い方である。「サランヘ」が「愛してるよ」に相当する言い方であるとするなら、「サランヘヨ」は「愛しています」という言い方であるといえる。
「サランヘ」と「チョアヘ」の違い
「チョアヘ(좋아해)」は「好き」「好きだ」という意味のカジュアルな表現である。丁寧表現が「チョアヘヨ(좋아해요)」。「サランヘ」は「愛する」であり、「チョアヘ」は「好き」である、と対比できる。
「チョアヘ」は愛情表現としてだけでなく、さまざまな物事について「これ好き!」と表現する言い方として幅広く使える。
≪韓国語≫サランヘ
韓国語「サランへ」とは、「サランへ」の意味
韓国語の「サランへ」は日本語で「愛してる」という意味である。日本語の「愛してる」よりは少しフランクな意味合いで、「愛してる」だけではなく「大好き」に近いニュアンスも含まれているため、韓国人の間でよく使われるフレーズだと言える。実際に、韓国語の「サランへ」は恋人や夫婦などといった恋愛関係の間柄だけではなく、家族や友達にも気軽に使うことができる。「サランへ」という表現はタメ口になるため、友達や年下の人、恋人などにしか使えないが、年上の人に対して愛情表現をしたい場合は「サランヘヨ」や「サランハムニダ」を使うといい。そして、相手に対して直接「愛してる」と伝えたい場合は、相手の名前を前につけて「○○、サランへ」と言ったり、「〇〇を愛してます」と伝えたい場合は、「〇〇ウル(ルル)サランハムニダ」と言ったりする。このように「〜を愛してる」の表現では、「を」の意味を持つ「ウル(ルル)」が使われることを覚えておくと便利だ。
また、「サランへ」に似ている言葉として「好き」という意味の「チョアへ」や「大好き」という意味の「ノムチョアへ」などもあるため、相手との関係性や自分の気持ちなどに合わせて使い分けるといいだろう。特にまだ知り合ったばかりの相手には、いきなり「サランへ」を使うのではなく、「チョアへ」などを使うことが適していると言える。
韓国語「サランへ」のハングル表記
韓国語の「サランへ」は「사랑해」というハングル表記になる。丁寧な表現にする場合、「サランヘヨ」は「사랑해요」になり、「サランハムニダは「사랑합니다」になる。また、「〇〇を愛してる」という場合、「を」の前にパッチムがあったら「을」(ウル)で、パッチムがなければ「를」(ルル)と表記する。韓国語「サランへ」の発音
「サランへ」は、「사랑해」の「ㅇ」がパッチムになっていることに気をつける必要がある。しかし、「ㅇ」の場合はパッチムではあるが、「해」の「ヘ」という発音は変わらないため、そのまま「サランへ」となる。また、丁寧な表現である「사랑합니다」は「ㅂ」のパッチムがあるため「ム」となる。これを強く発音すると不自然に聞こえてしまうため、軽く発音することが大切だ。そして、「〇〇を愛してる」の「〇〇을(를)사랑해 」は、「을(를)」の発音が難しい。パッチムがある上に、日本語にはない発音をしなくてはならないため、気をつけないと聞き取ってもらえなくなる。前にパッチムがある場合は、「ウル」になったり前の言葉と連音化したりする。
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