鰍とは? わかりやすく解説

かじか【×鰍/杜魚】

読み方:かじか

カサゴ目カジカ科淡水魚全長15センチ。体はハゼに似るが、うろこがない体色暗灰色で、背面に5本の暗色横帯がある。主に本州九州分布し水の清澄な河川にすむ。美味。同科には、ヤマノカミ・カマキリなども含まれる。かわかじか。ごり。まごり。《 秋》「いさり火に—や浪の下むせび/芭蕉


読み方:イナダ(inada)

ブリ別称
アジ科海水魚

学名 Seriola quinqueradiata



読み方:ドジョウ(dojou)

ドジョウ科淡水魚

学名 Misgurnus anguillicaudatus


読み方:カジカkajika

カジカ科淡水魚

季節 秋、夏

分類 動物


カジカ (魚)

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 06:28 UTC 版)

カジカ(鰍、杜父魚、鮖、学名: Cottus pollux)は、スズキ目カジカ科に属する[1]日本固有種で、北海道南部以南の日本各地に分布する。地方によっては、ハゼ科の魚とともにゴリドンコと呼ばれることもある[2]アイヌ語ではナヌウェンと呼ばれ、「醜い顔」を意味する[3]。体色は淡褐色から暗褐色まで、地域変異に富んでいる。


注釈

  1. ^ カジカ(鰍、杜父魚、Cottus pollux)の中国名は、「鈍頭杜父魚(中国語)を参照。

出典

  1. ^ a b c d e 中坊徹次編. 2013. 日本産魚類検索 全種の同定 第三版. 東海大学出版会. 神奈川県平塚市. 2440pp.
  2. ^ a b 日本産魚名大辞典. 三省堂. (1981年4月8日) 
  3. ^ 日本語名:ケムシカジカ、トウベツカジカ(方言)、オコゼ アイヌ語名:ナヌウェン”. ウポポイ. 2024年1月21日閲覧。
  4. ^ a b c 細谷和海編・監修. 2015年. 『山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚』. 山と渓谷社. 東京. pp.525
  5. ^ 玉置標本「野を歩けばトリュフ ウツボの味に悶えカジカの「骨酒」で温まる「捕まえて、食べる」! 晩秋編」『週刊新潮』第62巻第46号、新潮社、2017年11月、48-51頁、ISSN 0488-7484 
  6. ^ 養殖ウオッチング イワナ カジカ 自家養殖魚で特産料理を提供--顧客も納得・信頼の魚づくりを実践 いわな茶屋」『養殖』第39巻第12号、緑書房、2002年11月、13-16頁、ISSN 0044-0671 
  7. ^ 島田玲子、加藤和子、河村美穂、名倉秀子、木村靖子、徳山裕美、松田康子、駒場千佳子 ほか「埼玉県の家庭料理 主菜の特徴: 川魚の利用」『日本調理科学会大会研究発表要旨集』第30巻、日本調理科学会、2018年、215頁、doi:10.11402/ajscs.30.0_215 
  8. ^ ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑”. ぼうずコンニャク株式会社. 2020年5月8日閲覧。
  9. ^ 佐藤一郎・浅野通有編. 1979. 漢字に強くなる本ーこれは重宝. 光文書院. 13版. 57頁.
  10. ^ 長野県漁業調整規則”. 長野県. 2020年5月9日閲覧。
  11. ^ 上野村漁業協同組合遊漁規則”. 上野村漁業協同組合. 2020年5月9日閲覧。
  12. ^ 山本聡, 沢本良宏, 羽毛田則生,「山地渓流におけるカジカ Cottus pollux 稚魚の放流効果」『長野県水産試験場研究報告』 第4号、長野県水産試験場、2000年3月、p.11-13, NAID 220000080247
  13. ^ 環境省レッドリスト2020の公表について”. 環境省. 2020年3月27日閲覧。
  14. ^ Snyder, J. O. (1911). “Descriptions of new genera and species of fishes from Japan and the Riu Kiu Islands”. Proc. U. S. Natl. Mus. 40 (1836): 525-549. 
  15. ^ Yokoyama, R.; Goto, A. 2002. "Phylogeography of a freshwater sculpin, Cottus nozawae, from the northeastern part of Honshu Island, Japan." Ichthyol. Res. 49: 147-155(2002), doi:10.1007/s102280200019.
  16. ^ 山形県第2次レッドリスト(淡水魚類)について(2018年度改訂版)”. 山形県. 2020年5月5日閲覧。
  17. ^ レッドリストの改訂について”. 岩手県. 2020年5月5日閲覧。
  18. ^ Goto A., R. Yokoyama, I. Kinoshita and H.Sakai. 2020. Environ Biol FishJapanese catadromous fourspine sculpin, Rheopresbe kazika (Jordan & Starks) (Pisces: Cottidae), transferred from the genus Cottus. Environmental Biology of Fishes. 103: 213–220.
  19. ^ あんじいのおさかなクイズ (答え「カマキリ」)」『おさかな瓦版』第20号、水産総合研究センター 広報室 (現・水産研究・教育機構)、横浜、2007年12月、3-4頁、 オリジナルの2019年4月27日時点におけるアーカイブ。 


「カジカ (魚)」の続きの解説一覧

鰍(かじか)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 04:57 UTC 版)

人魚シリーズ」の記事における「鰍(かじか)」の解説

里の人魚一人。里の人魚達はほとんどは老婆顔立ちをしているが、何故か鰍と含めた4人の人魚だけが同じ若い女性顔立ちをしている。なりそこないを殺す毒を持ち歩いており、湧太達がなりそこない遭遇した際に仕留めた負傷する

※この「鰍(かじか)」の解説は、「人魚シリーズ」の解説の一部です。
「鰍(かじか)」を含む「人魚シリーズ」の記事については、「人魚シリーズ」の概要を参照ください。

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