魔女の村の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 19:15 UTC 版)
ゼロ(泥闇の魔女) 声 - 花守ゆみり 前作「ゼロから始める魔法の書」のヒロインで、「ゼロの書」の著者。前作より成長した容姿で登場する。「北の災厄」の後、アルバスの依頼で傭兵と共に村作りを行っている。村の中心部から少し離れた場所にある湖の横で占い屋を経営している。かつては底なしの魔力を有しており、その魔力で100年以上少女の姿のまま老いることなく生きてきたが、傭兵の命を救うため、永遠の命の源である魔力を捧げ、現在では人並みの魔力しか保有していない。故に、人と同じスピードで老化し、魔力の使いすぎで意識を失うなど、以前と大きく異なった生活を送っている。 自身の店の中で魔法の研究を続けており、魔法学院の教科書も彼女が執筆した。過去にセービルを救い学院へと入れた。十三番の妹でセービルの叔母に当たる。 獣の傭兵 声 - 矢野正明 前作「ゼロから始める魔法の書」の主人公で、白虎の獣堕ちの男性で凄腕の戦士。村唯一の酒場を営む。「北の災厄」の後、一度滅んで廃村になった故郷へと帰還。そこで両親を供養したあと、ゼロ達と共に村の再建に着手した。もう傭兵家業は行っていないが、今でもゼロからは傭兵と呼ばれ、戦士としての腕前は衰えていない模様。その腕を活かして狩りを行ったり、近隣に盗賊団が出没したら叩きのめしたりしている。 盲目の神父 声 - 水中雅章 前作「ゼロから始める魔法の書」に引き続いての登場人物で、村の教会に務める神父。かつて“女神の浄火〈デア・イグニス〉”と呼ばれた教会の元裁定官。傭兵と互角に戦えるほどの腕前を持つ。彼は元々冤罪で貶められて所属させられており、唯一まともな人物であっため組織解体後に正式に神父として任命された。盲目とされており、眼帯で両目を覆っているが、光に過敏で日差しから保護しているだけで実は両目は健在である。 リーリ 声 - 石見舞菜香 前作「ゼロから始める魔法の書」に引き続いての登場人物で、教会の手伝いをしているネズミの獣堕ちの女性。人見知りで、目深にフードを被っている。見た目はどうみても子供だが既に成人している。盲目の神父を慕っており、何かと世話を焼くが、彼は料理が苦手なため、毎日の食事は自身が作っている。 ライオス 声 - 釘宮理恵 村で生まれた唯一の子供。セービルと仲良くなる。セービルと森に入った際、災厄の残滓のせいで瀕死の重傷を負うが、セービルの行動、そしてロスとゼロの助力で一命を取り留めた。 ウルス 声 - 杉崎亮 前作「ゼロから始める魔法の書」に引き続いての登場人物で、かつては熊の獣堕ちだった。前作で人間の姿に戻り嫁を貰っている。ライオスの父親。村を訪れたセービル達を案内する。
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