駅構内の構造の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:32 UTC 版)
1950年頃の構内図 1980年頃の構内図 1993年頃の構内図 小田急車両乗り入れ当初は、発着番線の数字が現在の配置と逆順序で、1980年当時の旧3番線と4番線のホームが箱根登山車両のホームで、5番線は箱根登山車両の留置線であった。1番線(1980年当時の5番線)=留置線、2番線(1980年当時の4番線)=小田原方面、3番線(1980年当時の3番線)=強羅方面、4番線(1980年当時の2番線)=小田急通勤車両、5番線(1980年当時の1番線)=小田急ロマンスカー車両が発着していた。 1992年までは箱根登山鉄道車両による小田原方面用ホーム(線路は標準軌)があったが、1993年の3両編成化の際に廃止となり、2・4番線ホームの延伸・拡幅に利用されている。以後、頭端式ホーム1面2線、相対式ホーム2面2線の計3面4線となり、3番線はしばらく欠番になった。5番線は強羅方面からの小田原方面行ホームであったが、前記したように2006年3月18日以降のダイヤでは小田原方面に向かう列車は当駅始発の小田急車両のみとなったことから、強羅方面から当駅止まりの一部列車が使用していた。 2番線はかつて小田急通勤車6両編成分の有効長であったが、2008年3月16日から2両分小田原方に車止めを移動した際に有効長は4両編成分となり、特急ロマンスカーは1番線からの発着に限定されるようになった。その後、同年中にホームを拡幅した際に4番線の延長線上に車止めも移設された。さらに4・5番線はそれぞれ3・4番線に改番された。2011年1月時点では、2番線と3番線は車止めを挟んで向かい合うようになっており、3番線の強羅方には留置線が設けられている。 時期第1ホーム(旧・第3ホーム)第2ホーム(旧・第2ホーム)第3ホーム(旧・第1ホーム)1950年 - 5・4番線■鉄道線・小田急線 小田原・新宿方面(始発) 3番線■鉄道線 強羅方面2番線■鉄道線 小田原方面 1番線■鉄道線 留置線 1980年 - 1・2番線■鉄道線・小田急線 小田原・新宿方面(始発) 3番線■鉄道線 小田原方面(始発)4番線■鉄道線 強羅方面 5番線■鉄道線 小田原方面 2002年 - 4番線■鉄道線 強羅方面 5番線■鉄道線 小田原方面 2006年 - 5番線■鉄道線 降車専用ホーム 2009年 - 3番線■鉄道線 強羅方面 4番線■鉄道線 臨時ホーム 2007年当時の1・2番線ホーム(2007年2月) 2007年当時の4番線ホーム(2007年2月) 2007年当時の4番線から小田原駅方向を見る(2007年2月)
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