首の怪我との闘い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 14:49 UTC 版)
2012年5月6日、シゲルスダチに騎乗したNHKマイルカップで、最後の直線コースで岩田康誠騎乗のマウントシャスタが内側へ急激に斜行した影響を受け落馬。当初、怪我の程度は頚椎捻挫とされていたが、翌7日に東京都内の病院で「頸椎骨折の疑い、頸髄不全損傷」と診断された。事故から4か月後の9月8日に復帰を果たしたが、同日の中山競馬第3競走で馬場入場時に落馬し、当日は騎乗を続けたものの17日に首の不調を訴え、検査を受けたところ第一、第二頸椎骨折、頭蓋骨亀裂骨折と診断され入院する。その後しばらく復帰の目処が立たず、『ウイニング競馬』(テレビ東京)や『みんなのKEIBA』(フジテレビ)のゲスト解説者など、競馬マスコミでの活動がメインになっていた。 2013年10月5日に東京競馬場で約1年ぶりに復帰を果たすと、10月14日に復帰後初の重賞挑戦となった盛岡のマイルチャンピオンシップ南部杯でエスポワールシチーに騎乗、スタートを決めるとそのまま逃げ切り、復帰後重賞初制覇を果たした。 しかし2014年4月27日の東京競馬第10競走で、ジャングルハヤテに騎乗していたが最後の直線でまたも岩田が騎乗していたリラコサージュが外側に斜行した影響で落馬、再び頸椎骨折の怪我を負い休養を余儀なくされる。一時は引退を考えたが、競馬メディアでの仕事と並行しリハビリを続け11月22日に復帰。2014年11月24日の東京5レースで復帰後初勝利を挙げた際にはスタンドの観客から拍手が沸き起こった。
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