音楽と演奏楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/26 11:07 UTC 版)
セネガルでは、楽器や歌は特定の性別や年齢層の人のものだった。音楽は、グリオのみが演奏することを許されていた。グリオは歴史や家系などをメロディに乗せて歌っていた。現在もグリオは、結婚式や葬式などの式典に参加している。 音楽はバラフォン、リティ、タマ(トーキングドラム)、サバールといった楽器で演奏される。1970年代にはフルート、エレクトリック・ギター、ピアノ、ヴァイオリン、トランペット、シンセサイザーといった西洋の楽器がダンスとともに使われるようになった。楽器の演奏に加え、歌(ウォロフ語、フランス語、英語のどれも使われる)とダンスは音楽に伴う。ンバラの歌詞は、社会、宗教、家族、道徳的な問題を歌うものが多い。 Patricia Tang は、以下のように記述している。 「ンバラの特徴としては、サバールのリズムとなる。ウォロフ族のサバール演奏者の用語で、ンバラとは伴奏を意味する。サバールのアンサンブルでは、それぞれのドラムは別の役割を果たす。ンバラのパートは、1つのダンスから他のダンスまでリズミカルに変化する。」
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