非公式なデザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 22:45 UTC 版)
「スノーホワイトデザイン言語」の記事における「非公式なデザイン」の解説
Lisa 2/Macintosh XL (1984) はApple IIcが発表される4ヶ月前にAppleバッジを象嵌してフロントベゼルが再設計され、技術的には最初のスノーホワイト製品となった。 Apple Modem 300/1200 (1985) はAppleのベージュからフォグにカラーリング変更されるとともに象嵌のAppleバッジが追加された。 Macintosh Plus (1986) はフロッグデザインによって更新されたが、象嵌のAppleバッジの追加と、凹型のコネクターアイコンが追加されるに止まった。 Macintosh 800K External Drive (1986) には象嵌のAppleバッジ、シンプルなフロッピーディスクスロット、直径2mmよび3mmの角のスタイルおよびゼロ=ドラフト・エンクロージャーのみが採用されていた。 Macintosh IIcx (1989) はAppleが完全に自社でデザインしたもの(Gavin Ivesterによる)で、スノーホワイトの統合された言語で製図していたにも関わらず、ガイドラインからは大きく逸脱していた。これはフロッグデザインとの関係を断ち切り、工業デザイングループを再構築するためのAppleの取り組みの手始めだった。 Macintosh IIci (1989) は内部のハードウェアは異なるが、基本的にIIcxと同じ筐体を使用している。 Macintosh LC (1990) Macintosh Quadra 700 (1991) PowerBook 100シリーズ (1991) PowerBook Duoシリーズ (1992) Macintosh Quadra 900 (1991) Macintosh Quadra 950 (1992) PowerBook Duo Dock (1992) Macintosh LC II (1992) Macintosh IIsi (1993) Macintosh LC III (1993) Macintosh LC III+ (1993) Macintosh LC 475 (1993) Apple Workgroup Server 95 (1993) Apple Workgroup Server 9150 (1994) 100シリーズとDuoシリーズのPowerBookとアクセサリーはどちらも統合されたスノーホワイトデザイン言語を使っているAppleのデスクトップ製品と結びつけることを意図していた。しかし、明るい色と装飾的な凹みのある線は、縮小されたデザインには適切ではないようだった。公式の統合された外観と調和するより暗いグレイの配色を採用することに加えて、デスクトップ機上面の窪ませたラインを模倣し、隆起させたラインのデザインを採用した。これらの初期のPowerBookは、古臭くなったスノーホワイトの外観を使用した最後のものであり、このような根本的な適応を行った唯一のものだった。
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