Macintosh LCとは? わかりやすく解説

Macintosh LC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 06:21 UTC 版)

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Macintosh LCとMacintosh 12" RGB Display, Apple Keyboard II, Apple Desktop Bus Mouse

Macintosh LC(マッキントッシュ エルシー)とは、アップルコンピュータが1990年に発売した[1]Macintoshシリーズのデスクトップパソコン。また、その後継機種を含めたMC68020MC68030MC68LC040搭載のデスクトップMacintoshのシリーズの総称。「LC」は低価格でカラー表記が可能な「ローコストカラー」の略で「LC」を意味すると言われている。

Macintosh LCは、Macintoshの低価格路線の第一弾として、上位機種にあたるMacintosh IIシリーズの廉価版Macintosh IIsi、下位機種にあたる白黒モニタ一体型のMacintosh Classicとともに発表された。ピザボックスと呼ばれる薄型の特徴的な筐体を持っており,純正の12インチモニタMacintosh 12" RGB Displayと横幅がぴったり合うように設計されていた。CPUとして16MHzのMC68020を搭載しており、カラー対応のMacintoshとしては、当時最も廉価でコンパクトな機種だった。

当時、米国では教育市場で広く使われていたApple IIからMacintoshへの移行を担う戦略機種でもあり,拡張スロットにApple IIe カードを挿入することで、Apple IIとしても利用できた。

脚注

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  1. ^ 週刊アスキー. “祝 Macintosh 30周年!! 低価格のカラー表示を目指したLCシリーズ|Mac” (日本語). 週刊アスキー. 2020年1月20日閲覧。

関連項目

  • Performa - LCシリーズにソフトウェア、キーボードをバンドルして販売されたモデル。

Macintosh LC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 21:52 UTC 版)

Macintoshの機種一覧」の記事における「Macintosh LC」の解説

16MHzの68020搭載しカラー表示と場所を取らない薄型コンパクトなデザイン好評だった。コストダウンのためかシステムバス16ビット幅だったため、68020性能生かすことができなかった。内蔵RAM2MB最大RAM容量は10MB。HDD 1台とFDD 1台もしくはFDDを2台搭載することが出来る。専用バス挿入するApple II互換カード販売された。

※この「Macintosh LC」の解説は、「Macintoshの機種一覧」の解説の一部です。
「Macintosh LC」を含む「Macintoshの機種一覧」の記事については、「Macintoshの機種一覧」の概要を参照ください。

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