階の数え方とは? わかりやすく解説

階の数え方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 21:27 UTC 版)

「階」の記事における「階の数え方」の解説

日本を含む東アジア北アメリカロシアなどにおいては地面直上の階を1階(米: first floor, 1Fと言い、そこから上に向かって順に2階second floor, 2F)、3階third floor, 3F)と数える。これに対してヨーロッパ香港、マカオにおいては地面直上の階を地上階(英: ground floor, G, エレベータでの表示は0とすることもある)と言い、そこから上に向かって順に1階first floor, 1F)、2階second floor, 2F)と数える。このため日本1階ヨーロッパで地上階日本2階ヨーロッパで1階ということになる。なお前者地域でも、1階のことを地上階ground floorと言うことがある。 通常1階上に向かうごとに1ずつ加算していくが、建物によっては漢字文化圏では4階42階など(四の字)、欧米では13階などといったいわゆる忌み数を飛ばすこともある。 また、地下設けられた階は、下に向かって順に地下1階(英: first basement, first basement floor, B1)、地下2階second basement, second basement floor, B2)と数え、階がひとつのみの場合地階basement, basement floor, B)とも言う。主にヨーロッパなどではエレベータ表示地上階を0と表示する場合、-1, -2, …と負の数表記することもある。日本などでも稀に負の数表示するエレベータもあり、その場合0と表示する階は存在しないこととなる。 屋上階数表記では、上に屋根のない部分を主に使用する場合roof, R と表記される屋上設けられ建屋ペントハウス)を主に使用する場合例え屋上屋1階first penthouse floor , P1表記される香港マカオ使われている中国語では、地上階日本でいう1階)のことを「地下と言い日本でいう地下階のことは「地庫」と言うエレベータ等の略号では、正規階の間にある階にはMiddle略した「M」を使う。例えば、1階2階の間の中二階は「M2」、5階6階の間のいわば「中6階」は「M6」、1階地下1階の間の中地階(中地1階)は「MB」または「MB1」、建物内正規最上階屋上の間の階(いわば「中屋上階」)は「MR」と表す。 他にも、この階が駐車場であることを示すために頭にPを付けてP1」「P2」のように表したり、ホテル等ロビーとなっている階を数字でなく「LB」と表したり、駅の「コンコース階」「ホーム階」「改札階」など数字でもアルファベットでもない語を用いるなどの場合もある。 建物が坂など地面高低差のある場所に建っている場合は、通常なら1階にある家の玄関建物出入口2階にあったり、地下階(地下1階など)と称する階が実際に一部地上出ている(場合によってはその階に出入口がある)などといった状態が起こり得る

※この「階の数え方」の解説は、「階」の解説の一部です。
「階の数え方」を含む「階」の記事については、「階」の概要を参照ください。

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