陽動作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/29 17:39 UTC 版)
1月15日に重巡洋艦利根、潜水艦伊8、802空、海軍東京通信隊、第4通信隊、第6通信隊をもって東方牽制隊を編成、利根は1月25日よりカントン島西に進出し偽電を発信、同様の作戦を2月3日からも行った。伊8潜は1月23日、1月31日にカントン島を夜間砲撃した。また802空はカントン島方面で哨戒任務を行った。通信部隊は偽電を発信したと思われるが記録が無く不明。これらにより日本軍が攻勢をかけると思わせるような工作を行った。成果は不明。
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陽動作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 15:58 UTC 版)
「ガダルカナル島撤収作戦」の記事における「陽動作戦」の解説
1月10日、連合艦隊は電令作第445号により1月15日付で東方牽制部隊を編成した。第八戦隊司令官原忠一海軍少将(兵39期)を指揮官とする東方牽制部隊は、重巡洋艦利根、伊号第八潜水艦、802空、海軍東京通信隊、第4通信隊、第6通信隊をもって編成されていた。潜水艦によりカントン島砲撃を、マーシャル諸島東方海面の適宜機動、飛行哨戒、偽電発信が任務であった。 利根(東方牽制部隊指揮官)は1月19日にトラック泊地を出発し、22日ヤルート環礁に進出して第22航空戦隊や第六根拠地隊との打ち合わせをおこなった。23日にヤルートを出撃、25日よりカントン島西に進出し偽電を発信、27日にヤルートへ帰投した。同様の作戦を2月2日から実施し、2月7日にトラック泊地に戻った。伊8潜は偽電を発しつつフィジー方面に進出し、1月23日と1月31日に、カントン島への夜間艦砲射撃を実施した。また802空はカントン島方面で哨戒任務を行った。通信部隊は連合軍の通信を分析した。また偽電を発信したと思われるが、記録が無く不明。これらにより日本軍が攻勢をかけると思わせるような工作を行った。ガ島撤収作戦の完了により、連合艦隊は2月8日の電令作第477号によって東方牽制部隊を解隊した。
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