兵39期
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1911年(明治44年)に兵学校を卒業した兵39期(兵学校卒業時148名)の西村祥治中将について、千早正隆は、下記のように述べている。 「官庁の官学出の中に特別組があるように、昔の日本海軍にも"特急組"と称する特別の待遇を受けるグループがあったが、西村中将はそういうグループに属していなかった。いな、むしろ、"特急組"から落っこちて普通列車に乗り換えた組であった。元海軍省軍務局長の岡敬純中将は西村中将のクラスの"特急組"であったが、彼もかつては西村中将の下風に立ったこともあったほどである」 兵学校卒業席次では、西村は21番、岡は52番で西村が上。しかし、少佐進級時に岡は39期の「先頭組」に入ったが、西村は「先頭組」より1年遅れており、この時点で両者のハンモックナンバーが逆転した。その後、中佐から中将までの各階級で、岡が西村より1年早く進級している。
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