陸軍軍吏学舎での教育とは? わかりやすく解説

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陸軍軍吏学舎での教育

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 01:46 UTC 版)

陸軍経理学校」の記事における「陸軍軍吏学舎での教育」の解説

1886年明治19年8月陸軍軍吏学舎条例陸軍省令乙第116号)にもとづき陸軍軍吏学舎設立された。条例第1条で軍吏学舎は「陸軍省会計局の管理属し学生召集しこれに要用なる学術教授し吏部士官為るべき者を養成する所」と定められた。学舎編制陸軍会計局長属す一等または二等監督の舎長以下、三等監督監督補あるいは一等二等軍吏からなる教官8名、軍属助教4名、書記2名の計15名と学生当初定員であった初代舎長は陸軍省会計第二課であった川口武定二等監督補職された。 同条例による陸軍軍吏学舎の被教育者次のとおりである(1886年8月時点)。 軍吏学生吏部士官となるべき教育を受ける一等書記のうち将来有望の者。修学期間は約10か月毎年9月入校陸軍軍吏学舎当初東京府麹町区平河町5丁目陸軍臨時建築跡地置かれ1887年明治20年9月麹町区富士見町4丁目に新築された施設移転した1889年明治22年6月陸軍軍吏学舎条例追加改正(陸達第96号)により、歩兵科騎兵科砲兵科工兵科輜重兵科2年以上その階級にある隊附曹長定員4分の1まで軍吏学生採用することが可能になった。さらに翌1890年明治23年5月末、陸軍軍吏学舎条例改正(陸達第110号)では「隊附」の文言削除され憲兵科屯田兵科を除く各兵科2年以上その階級にあるすべての曹長が軍吏学生採用可能とされた。 軍吏学生第1期から第4期まで計107名の卒業者数えたが、陸軍はさらに上級経理官である監督部の士官補充する教育も担う教育機関とするため陸軍軍吏学舎発展的解消し、新しい学校再編することとした。

※この「陸軍軍吏学舎での教育」の解説は、「陸軍経理学校」の解説の一部です。
「陸軍軍吏学舎での教育」を含む「陸軍経理学校」の記事については、「陸軍経理学校」の概要を参照ください。

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