陸奥宗光 むつ むねみつ
和歌山生まれ。外交官、政治家。父は和歌山藩士。幕末期海援隊に参加。維新後外国事務局御用掛、兵庫・神奈川県等知事、大蔵省租税頭、元老院議官を歴任。明治11年(1878)政府転覆を企図した土佐立志社事件に関与し免官、5年間入獄。出獄後欧米を歴訪し、帰国後外務省入省。21年(1888)駐米全権公使に就任。23年(1890)第1回衆院選で当選。第1次山県、第1次松方各内閣の農商務相、第2次伊藤内閣の外相を歴任。27年(1894)日英通商航海条約に調印し、領事裁判権の回復を実現。対清強硬路線をとり、日清戦争開戦へと導き、講和・三国干渉を処理した。
キーワード | 外交官, 政治家 |
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