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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 07:52 UTC 版)
司馬遼太郎の小説『翔ぶが如く』には、西郷隆盛が卵かけご飯を好み、明治維新以降、夕食事にしばしば食したという旨の記述があるが、史実では無く司馬の創作と推測される。 池波正太郎のエッセイには、1701年に起きた赤穂事件で知られる大石内蔵助を始めとした赤穂浪士達が、堀部安兵衛、弥兵衛父子の家で、鴨肉と葱入りの卵かけご飯を食べたと記載されているが、史実かどうかは不明。 『365日たまごかけごはんの本』(著・編集: T.K.G.プロジェクト、読売連合広告社、2007年)では365種類の卵かけご飯を紹介している。その中で「T.K.G.」をたまごかけごはんの呼称(「醤油T.K.G.」や「チーズサンシャインT.K.G.」など)として使用している。T.K.G.とはもともと著者の一人である森田明雄が、編集作業の簡素化のために生み出した言葉で、この本ではごはんに生卵をかけた一般的なたまごかけごはんではなく、本文で掲げられている「おきて」に則った自分オリジナルの創作たまごかけごはんのことを「T.K.G.」と呼んでいる。 携帯電話のゲームにも登場している。Mobageで提供されていた『ビストロワールド』は、世界の料理を調理して提供するソーシャルゲームであるが、2011年12月にイベント料理として「TKG」が登場している。 アイドルグループ「生ハムと焼うどん」に『たまごかけごはん』という楽曲がある。「TKG」も歌詞の中に登場している。 2017年10月にタカラトミーアーツより『究極のTKG』というクッキングトイが発売された。トイの中で卵を割ると黄身と白身が分離され、白身をメレンゲ状に攪拌する機能がついてる。
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