関東ローカルの新聞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 02:49 UTC 版)
新聞については関東地方のほか山梨県・静岡県のほぼ全域(一部は西部地域のみ名古屋本支社編集分を販売)・長野県も販売エリアとなっている(新潟県は北陸・東北エリアの範疇が多いとされる)。 東京新聞(ブロック紙) 中日新聞東京本社発行。中日新聞と一部記事を共有(国際面、日曜版など)。南関東4都県では夕刊もある。山梨県と長野県、静岡県西部では未発売(長野県中信・南信、静岡県西部では中日新聞が発売されているほか、静岡県中・東部では中日新聞と東京新聞が併売されている)。 産経新聞(準全国紙) 大阪発祥の新聞であるが、1950年に東京に進出して全国紙としての体制を確立した。2002年3月末で東京発行版のみ夕刊の発行を廃止し、朝刊専売紙に移行した。関西ではシェアが高いのに対し、関東では他の全国紙に大きく差を付けられている。 東京中日スポーツ(スポーツ新聞) 中日スポーツの関東版。2面に「名古屋へ行ったら中日スポーツ」という小さな広告が掲載されている。反対に、中日スポーツには2面に「東京へ行ったら東京中日スポーツ」の広告が掲載されている。販売エリアは関東地方と静岡県(西部除く)。 日刊ゲンダイ(タブロイド夕刊紙) 講談社グループの「株式会社日刊現代」が発行。日本新聞協会に非加盟。近畿地方でも発行され、東海3県においては中部経済新聞社が委託発行。 夕刊フジ(タブロイド夕刊紙) 産業経済新聞社(産経新聞)が発行する夕刊紙。産経新聞発祥の地である近畿地方でも発行。 東京スポーツ(夕刊紙) 夕刊紙では日本最大の発行部数を誇る。近畿地方では「大阪スポーツ」、中京3県及び静岡県西部では「中京スポーツ」、さらに九州地方では「九州スポーツ」の題号でそれぞれ朝刊を発行。 デイリースポーツ(スポーツ紙) 関西発祥のスポーツ紙であるが、1955年に関東進出。東京本社版は1975年から「夕刊デイリー」の題号で夕刊も発行されていたが、2009年11月30日をもって東京本社版の夕刊は休刊となった。 その他に各県域紙が各都県にあるが、関東では概して全国紙が強い。但し、東京都の小笠原諸島など新聞配達自体が存在しない地区も存在する。
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