開発当初の経歴とは? わかりやすく解説

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開発当初の経歴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:35 UTC 版)

自動列車停止装置」の記事における「開発当初の経歴」の解説

1973年昭和48年12月26日関西本線平野駅において、分岐器通過制限速度超えて進入した列車脱線する事故発生した。これを受けて速度照査機能付きATS開発が行われ、1980年昭和55年)から多変点制御式のATS-Pが関西本線試用開始された。この際113系一部編成に変周式ATS-Pを取り付けたその後1984年昭和59年10月19日山陽本線西明石駅において、寝台特急制限速度超過して分岐器進入してホーム衝突して大破する西明石駅列車脱線事故発生した。これを受けて位置基準車上演算方式(=いわゆるパターン式」デジタル符号伝送のできるトランスポンダ式)で冒進・過速度起こらないATSH-ATSという名前で開発された。1986年昭和61年)末に西明石駅大阪駅京都駅草津駅の4駅に地上設備設置され寝台特急牽引用のEF66形電気機関車16両に車上設備搭載されて、ATS-Sと併用する形で運用始まった。このH-ATSはATS-P'とも呼ばれていた。 初め全線すべての信号機設置されたのは、1988年昭和63年)末に新規開業した京葉線で、これ以降H-ATS正式にATS-Pと定め関西線の変周式ATS-Pの運用打ち切った地上装置1型ATS-Pとされた。

※この「開発当初の経歴」の解説は、「自動列車停止装置」の解説の一部です。
「開発当初の経歴」を含む「自動列車停止装置」の記事については、「自動列車停止装置」の概要を参照ください。

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