開発、プロモーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 02:37 UTC 版)
「第2次スーパーロボット大戦」の記事における「開発、プロモーション」の解説
ハードが前作のゲームボーイからFCになったことでグラフィックは大幅に強化された。特にゲッターロボの合体デモはFCの機能を限界まで駆使してゲットマシンの動きを再現し、当時はまだバンプレストに入社していなかった現スーパーロボット大戦シリーズプロデューサーの寺田貴信を驚かせた。 前作ではパイロットが登場せずにロボットが擬人化されたオリジナルの世界設定だったが、本作では原作どおりにパイロットが登場し原作の人間関係やエピソードなどが再現され、ストーリー性は大幅に増した。しかし、登場作品の大半が放送終了後で視聴が困難なことから、内容がマニア向けになった。さらに、当時はすでにスーパーファミコンが発売されFCからスーパーファミコンへの移行期であり、メディアでの露出が減っていたことや、クリスマス・年末商戦に間に合わない年明け間近の発売であったことなどから、売上が前作の半分以下にまで落ち込んだ。この結果を受けてバンプレスト側でシリーズ打ち切りが検討されたが、ウィンキーソフト側の懇願により結論は次回作であるスーパーファミコン用ソフト『第3次スーパーロボット大戦』(1993年)の売上で出されることになった。なお、ウィンキーソフトはシリーズが打ち切られた場合他社へ企画を持ち込むつもりだったという。 ファミリーコンピュータ版のテレビCMでは、マジンガーZ、νガンダム、ゲッターロボの3体が、ホワイトベースから出撃するシーンを3Dグラフィックスで描いている。また、兜甲児役の石丸博也、アムロ・レイ役の古谷徹、流竜馬役の神谷明が、それぞれの決め台詞を叫ぶ。 ゲームボーイ版のテレビCMでは、FC版『第2次』、『第3次』、『EX』のCMをつなぎ合わせ、そこにゲーム映像を加えている。ナレーションは神谷明。
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