長岡監物とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 人名 > 美術人名辞典 > 長岡監物の意味・解説 

長岡監物


長岡是容

(長岡監物 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 18:00 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
 
長岡 是容
時代 江戸時代末期(幕末
生誕 文化10年2月11日1813年3月13日
死没 安政6年8月10日1859年9月6日
改名 幼名:与七郎
別名 通称:監物、別名:源三郎、壱岐
幕府 江戸幕府
熊本藩家老
氏族 本姓:米田氏
父母 父:米田是睦
是豪(熊本藩家老)[1]虎雄
テンプレートを表示

長岡 是容(ながおか これかた)は、江戸時代末期(幕末)の武士熊本藩家老。米田是睦の長子。通称の監物(けんもつ)の名で知られる。

生涯

文化10年(1813年)、熊本藩家老・米田是睦の長子として誕生。

天保元年(1831年)、家老見習いとして出仕し、天保3年(1833年)に父が死去すると1万5,000石の所領を襲封し、藩家老となって江戸藩邸で藩主細川斉護に仕えた。横井小楠や下津久馬と共に協力して藩政改革に取り組み、文武芸倡方として藩校の時習館改革などに尽力し、荻昌国・元田永孚らを加えて会読会を開き、実学党と呼ばれる一派を形成した。

しかし改革に反対する保守派である学校派の家老・松井佐渡(=10代当主松井章之)の反対を受け挫折。弘化4年(1847年)、親しくしていた水戸藩主・徳川斉昭が隠居させられると、それによって是容も家老職を辞職させられた。

嘉永6年(1853年)、アメリカ合衆国マシュー・ペリーが再来航したのを契機として家老職に復帰を許され、浦賀の守備隊長として江戸詰を任じられた。江戸において徳川斉昭、藤田東湖吉田松陰西郷隆盛らと盛んに交流した。しかし攘夷論者であったため、安政2年(1855年)に開国論を唱えて沼山津派(新民派)を形成した友人の小楠と対立し、自らは坪井派(明徳派)を形成して対抗し、かえって熊本藩にさらなる混乱の種を生むこととなった。

安政6年(1859年)、引退先の采邑八代で死去。

脚注

  1. ^ 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館、1996年、614頁。

登場作品

テレビドラマ

長岡 監物(ながおか けんもつ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 10:25 UTC 版)

つばき、時跳び」の記事における「長岡 監物(ながおか けんもつ)」の解説

細川家城代家老りょじんさんを百椿庵に滞在させるようつばきに依頼その未来知識積極的に吸収しようとする。

※この「長岡 監物(ながおか けんもつ)」の解説は、「つばき、時跳び」の解説の一部です。
「長岡 監物(ながおか けんもつ)」を含む「つばき、時跳び」の記事については、「つばき、時跳び」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「長岡監物」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「長岡監物」の関連用語

長岡監物のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



長岡監物のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2025 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの長岡是容 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのつばき、時跳び (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS