銃による連続強盗殺人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:37 UTC 版)
「勝田清孝事件」の記事における「銃による連続強盗殺人」の解説
1977年12月13日午後5時過ぎ、兵庫県神戸市葺合区脇浜町(現・神戸市中央区脇浜町)のビル通路で猟銃を用い、現金輸送中だった「兵庫労働金庫神戸東支店」(兵庫労働金庫は現:近畿労働金庫)店員の男性(事件当時25歳)を射殺して現金410万円を奪った(強盗殺人6件目・初めて銃を使用した殺人)。 1979年(昭和54年)12月、勝田は名古屋市内で猟銃を盗んだほか、後述の瀬戸信金事件以前には同犯行に使用された車を盗んだ。 1980年(昭和55年)2月15日午後3時50分ごろ、勝田は名古屋市瑞穂区甲山町1丁目1の市道で瀬戸信用金庫瑞穂通支店(名古屋市瑞穂区瑞穂通6丁目33)に勤務していた外交員男性(事件当時44歳・名古屋市中村区城屋敷在住)が集金を終えてバイクで支店に戻ろうとしていたところを狙い、近くの駐車場に駐車していた乗用車の助手席から猟銃を突き付けて集金カバン(黒色ビニールレザー、縦30cm×横50cm)およびその中身の小切手2枚(額面合計24万6660円)を奪って逃走した(強盗罪)。当時犯行に使用された車は茶色のマツダ・カペラで、署内に捜査本部を設置してこの強盗事件を捜査した瑞穂警察署によれば犯人の男(=勝田)の特徴は「年齢30歳程度・短髪で面長。青いサングラス・白っぽいジャンパーを着用した暴力団組員風の男」だった。 1980年7月30日午後11時過ぎ、名古屋市名東区高社のスーパーマーケット「中部松坂屋ストア一社店」から現金・商品券(計576万円余り)を奪い、夜間店長男性(事件当時35歳)に乗用車を運転させて同市中区栄まで向かい、そこで抵抗した男性を射殺した(強盗殺人7件目)。
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