金野軌道とは? わかりやすく解説

金野軌道(きんやきどう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 13:22 UTC 版)

北陸鉄道石川線」の記事における「金野軌道(きんやきどう)」の解説

1913年国鉄野々市駅現在の西金沢駅)から犀川南岸を結ぶ貨物輸送目的とした馬車軌道金石馬車鉄道金石電気鉄道)の社長であった横山二郎個人軌道条例に基づき出願した8月特許取得したが、鉄道用取得手間取り1915年3月になって工事着手野々市駅から野町までの区間竣工し1916年1月営業開始した。しかしその後工事遅々として進まず結局終点犀川南岸から白菊町短縮して1916年8月になり新野市 - 野町 - 西金沢(後の白菊町駅)が全通した。なお1916年個人から会社組織にし金野軌道株式会社になったが、横山家で全株式過半をしめていた。その後馬車鉄道は既に時代遅れであることから1919年4月蒸気鉄道変更することに決定社名金野鉄道変更し資本金20万円にしたが、実現しないまま1920年7月金沢電気軌道合併された。 輸送収支実績(金野軌道)年度輸送人員(人)貨物量(トン営業収入(円)営業費(円)営業益金(円)客車貨車1916 55,601 174 3,294 2,739 555 4 2 1917 66,783 522 4,082 3,193 889 5 2 1918 82,750 2,540 5,789 4,964 825 5 2 1919 99,200 3,767 7,612 9,636 ▲ 2,024 5 2 1920 42,178 3,914 4,486 ▲ 572 1920 35,208 2,768 2,923 ▲ 155 3 1921 5,762 507 1,007500 4 鉄道院鉄道統計資料鉄道省鉄道統計資料年度版 1920年度途中から馬力のまま金沢電気軌道合併1922年度馬力廃止

※この「金野軌道(きんやきどう)」の解説は、「北陸鉄道石川線」の解説の一部です。
「金野軌道(きんやきどう)」を含む「北陸鉄道石川線」の記事については、「北陸鉄道石川線」の概要を参照ください。

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