都心部へのドミナント出店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 08:21 UTC 版)
「エーエム・ピーエム・ジャパン」の記事における「都心部へのドミナント出店」の解説
日本における店舗数は、2007年12月末時点で約1170店舗で業界8位(サンクスとサークルKをサークルKサンクスとして同一扱いした場合は7位)であった。 「日本のコンビニエンスストアチェーン一覧」も参照 当初、都市型コンビニとして他社と差別化を図り、郊外にはほとんど出店せず、採算の見込める都心部を中心にドミナント出店を行った。そのため、一時期は東京都心のオフィス街、特に虎ノ門や天王洲アイルなどには同社以外のコンビニはほとんど見当たらないという独自性もあったが、やがて他社の追随によって独自性が薄れていった。また、賃料が高くつついたため利益率は低いとされていた。 am/pmでは、本社直系の店舗が首都圏とその周辺、エリアフランチャイズにより京阪神、三重県以外の近畿地方、九州地方(宮崎県・鹿児島県を除く)へドミナント展開していた。そのため、山梨県以外の中部地方と北日本地方(東北・北海道)、中国・四国、宮崎県、鹿児島県および沖縄県には出店していなかった。また茨城県は首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス守谷駅・研究学園駅・つくば駅と阿見町の東京医科大学茨城医療センター内の4店舗のみであり路面店舗はなかった。水戸市にも店舗はなく関東地方の県庁所在地で唯一未出店だった。中国地方では広島県の「Food style」数店舗を除いて出店していなかったが、「Food style」店舗は後に「モラドール」に改称した。 国内店舗でも路面店は原則24時間営業だったが、オフィスビルや商業施設、駅構内などにテナントとして入居する形態の店舗は24時間営業ではなかった。また都市部中心という特性から、最寄駅から離れている都心部以外の店舗でも、近隣の他社コンビニでは完備されている駐車場の設置がされていない店舗が多かった。郊外店舗では共同石油系だったため、共石 (JOMO) サービスステーションに併設される場合が多かった。
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