運用開始までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/28 04:40 UTC 版)
国土交通省が実施している「広域的な公共交通利用転換に関する実証実験」の平成16年度公募分の一つ「九州高速バスネットワークを生かした共同予約システム導入による公共交通利用促進実験」の一環として約1億1千万円をかけて開発されたシステムである。 九州島内では高速道路網の拡充により、各都市間を結ぶ高速バスが多数運行される一方、マイカー利用者も増加傾向にあった。そこで、マイカーから高速バスへの転換を促進することを目的として、九州内で高速バスを運行するバス事業者11社で共同予約システムを構築し、高速バスの利便性を高めることが考えられ、実証実験が実施された。 この実験では以下の内容が実施されている。 共同予約システム「楽バス」の導入加入各社の高速バス予約の共通化 インターネット、携帯電話からの高速バスの空席照会および予約に対応 コンビニエンスストアのマルチメディア端末での乗車券の発券 一部区間に高速バスの乗継割引運賃を設定 北部九州の高速バスに3日間自由に乗降できるフリー乗車券「SUNQパス」を発売
※この「運用開始までの経緯」の解説は、「楽バス」の解説の一部です。
「運用開始までの経緯」を含む「楽バス」の記事については、「楽バス」の概要を参照ください。
- 運用開始までの経緯のページへのリンク