運用開始・東海道線153系を置き換え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 11:07 UTC 版)
「国鉄185系電車」の記事における「運用開始・東海道線153系を置き換え」の解説
急行「伊豆」 153系との併結運用 1981年(昭和56年)1月から順次田町電車区に配置された。同年3月26日より、153系の付属編成を置き換える形で運用が開始されたが、特急形車両でありながら初運用は普通列車であった。急行「伊豆」は翌々日の同年3月28日から使用された。これらの運用途上では153系と連結して運用されることもあった。 同年7月までに0番台の115両が出揃い、同年10月1日からエル特急「踊り子」7往復と、朝夕の普通列車10往復で運用が開始されたが、この時点では特急「あまぎ」に使用されていた183系を「踊り子」3往復に運用していた。153系の運用のうち、普通列車のみの運用は113系が82両製造されて置き換えられている。 明るいカラーリングにより新鮮なイメージは利用客に好印象を与えたが、急行の全廃により特急に乗らざるを得なくなり実質的な値上げとする意見に加えて、ピーク時間帯を外れても2扉デッキ付き車両の普通列車運用は遅延を招いていた。185系が登場した頃は既に、東海道線で2扉デッキ付き車両による通勤輸送は困難であった。
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