返却後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/08 09:28 UTC 版)
「ウォリアー (空母)」の記事における「返却後」の解説
その後、デヴォンポートにてゴム層による軟質飛行甲板を装備され、着陸脚なしでの艦載機着艦実験を行った。シー・バンパイアがこの実験のために用意され、実験は成功したが、この緊急着艦装置が実際に運用されることはなかった。 イギリス海軍における航空母艦としての命脈は短く、1949年の9月には予備役に編入された。しかしすぐに兵員・航空機輸送艦として1950年6月より再就役し、朝鮮戦争においてイギリス軍を支援した。 この艦は1952年から1953年にかけてデヴォンポート造船所において改修を受け、短期間また任務に就いた後、1954年12月14日に再度改修に入った。この改修において、試験的にほんの少しだけ角度を付けたアングルド・デッキを装備している。 1957年5月15日にはマルデン島に赴き、イギリス最初の水爆実験であるグラップル作戦(Operation Grapple)に参加した。 1950年代末には旧式化することを考慮に入れ、イギリス海軍は1958年2月にウォリアーを退役させ、売りに出した。1958年、アルゼンチンへ売却されインデペンデンシア(Independencia)と改名された。 1971年にスクラップとなった。
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