農業の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 08:17 UTC 版)
一部の土地はジャンス投資会社に売却され、土地を区画に分け、農業や工業用に販売した。同社はこの地域を初めてヨーバリンダと呼んだ。1910年、ヨーバリンダで初めてレモンとオレンジが栽培された。当時、人口はまだ50人以下だった。数年後、パシフィック電話・電報社(パシフィック・ベル)が市で操業を開始し、学校も建設された。 1912年、郵便局が初めて開設された。また、ヨーバリンダ柑橘類協会が設立された。サザン・カリフォルニア・エジソン社が電気の供給を開始した。教会もこの年に初めて建設された。この地域は後にダウンタウンになり、1912年にはパシフィック電鉄でロサンゼルスと結ばれ、主に柑橘類を輸送した。 1913年、リチャード・ニクソンがヨーバリンダで誕生した。商工会議所が立ち上げられ、学校の一部に図書館が開設された。またアボカドの栽培も始められた。 1915年、スザンナ・ビクスビー・ブライアント・ランチハウスが建設された。現在は一般の人も見学できる博物館になっている。 1917年、ヨーバリンダ・スター紙が創刊した。その後、同紙はOCレジスター(Orange County Register)のオンライン部門になっている。とはいえ、スター紙は現在も市内の多くの建物で無料で入手することができ、毎週火曜日に各家庭に届けられている。それに加え、過去の記事もヨーバリンダ市立図書館でマイクロフィルムにより閲覧できる。同年にはヨーバリンダ・ブールバードが市内の道路で最初に舗装された。 市の人口は1920年までに300人に達した。1929年、柑橘類協会の木造の包装施設が全焼した。翌年には建物が再建された。
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