車両自体の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:04 UTC 版)
車両寸法が長さ3.40 m (3,400 mm) 以内、幅1.48 m (1,480 mm) 以内、高さ2.0 m (2,000 mm) 以内と小型登録車より小型であり、市街地や狭隘路での離合が小型登録車よりも更に容易である。現行規格以前の旧規格660 cc車や、550 cc車、360 cc車などはより小型であり、より容易に対向すれ違いが可能である。 軽トールワゴンからセダン、ハッチバック、トラック、ワンボックス、SUVなどと車種が多岐にわたる。 現行の自動車の中では例外を除き、軽量な車両が多い。スズキ・ジムニーとそのOEMのマツダ・AZオフロード(2014年3月に販売終了)や三菱・パジェロミニ(2013年2月に販売終了)とそのOEMの日産・キックス(2012年8月に販売終了)などは、軽さと本格的な四輪駆動システムにより、未舗装路で上位車両に比類する走破性能を保有している。 2022年4月現在、新車での低価格車は、税金・保険料などの付帯費用(経費)を含めても最低90万円強(ただしエアコンとパワーステアリングが共に装着されていない最廉価仕様の後輪駆動の軽トラックの場合は最低80万円強)から存在する。2022年4月現在ではスズキ・キャリイは車両本体価格752,400円(消費税10%込み)からと二輪車を除いて国内で登録出来る車検の必要な自動車としては最も廉価な車両である。軽乗用車に限定した場合だとダイハツ・ミライース「B」、およびそのOEMのトヨタ・ピクシスエポック「B」(いずれも2WD)の各車両本体価格860,200円(消費税10%込み)が最も廉価な車両となる。 絶対的な性能限界が低く、部品や中古車両も安いため(一部例外あり)、初心者が運転技術を習得するのに適している。
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