起訴状の概要とは? わかりやすく解説

起訴状の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:43 UTC 版)

新潟大火失火被疑事件」の記事における「起訴状の概要」の解説

被告人は、施工会社Dの技術主任T(27歳)、施工会社電気工事従事者S(27歳)、新潟県技師電気技術者M(28歳)の3名。 罪名業務上失火、罰条は刑法117条の2(業務上失火等)、第116条(失火)。 公訴事実概要)は、鑑定結果より出火原因は、外灯ブラケットソケット電線接続部分付近の絶縁劣化、あるいは台風第22号風圧ソケット揺れて電線末端ブラケット鉄製パイプとの接触漏電しブラケット木台木下地?)を使用せず木ネジモルタル外壁カール(『カールプラグ』?)なしで取付けられていたためにラス経由して電源から大地に至る漏洩電流回路構成され木ネジラス接触部分発熱し可燃部に着火して中空壁内を燃え上り火災至った判定される被告人らは当該工事に当り斯様なことが起きないようにする措置をせず、又検査に当たり措置なされているかの確認をする注意義務があったにもかかわらず、それらを怠った起訴状以外の主な提出文書下記の5通。 鑑定書の(1) 警察庁科学捜査研究所物理警察庁技官警察庁技官 鑑定書の(2) 新潟大学工学部教授助教授 鑑定書(3) 鑑定人 東京大学教授東京消防庁消防技師出火原因実験測定関東管区警察局 新潟県通信出張所 警察庁技官新潟大火失火原因に関する所見1959年6月17日 - 最終弁論が行われた。

※この「起訴状の概要」の解説は、「新潟大火失火被疑事件」の解説の一部です。
「起訴状の概要」を含む「新潟大火失火被疑事件」の記事については、「新潟大火失火被疑事件」の概要を参照ください。

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