資本と経営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 01:23 UTC 版)
「ポッカサッポロフード&ビバレッジ」の記事における「資本と経営」の解説
ポッカコーポレーションは1980年代から東証第1部と名証第1部に上場していた(名証は1985年6月17日に、東証は1988年4月にそれぞれ上場、証券コード:2592)が、2005年(平成17年)12月5日にマネジメント・バイアウト(MBO)の一環としてアドバンテッジ パートナーズの関連会社であるアドバンテッジホールディングスの完全子会社となり、株式を非公開化(上場廃止)した。 その後、2008年(平成20年)1月15日に明治製菓(当時:法人としては現在のMeiji Seika ファルマ。食品・飲料事業は旧明治乳業を継承した株式会社明治に再編)と資本・業務提携をし、同社の持分法適用会社として明治製菓のグループ入りしていた。さらに、翌2009年(平成21年)9月29日にはサッポロホールディングス株式会社(サッポロHD)とも資本業務提携した。この際、サッポロHDはアドバンテッジホールディングスから21.65%のポッカコーポレーション株式を取得、ポッカコーポレーションはサッポロHDの持分法適用会社にもなった。 2011年(平成23年)になるとポッカの再上場案が急浮上したものの、すぐ立ち消えになった。その後、サッポロHDが同年3月下旬にポッカの株式を既存株主(※主要株主である明治HDおよびアドバンテッジ陣営含む)より買い取り連結子会社化するとともに、グループ内再編成として両社の経営統合に向けた協議を開始することが、ポッカ・サッポロ両社から2011年(平成23年)2月10日に発表された。サッポロホールディングスによるポッカコーポレーション株の追加取得は実施され、ポッカコーポレーションは同年3月29日よりサッポロホールディングスの連結子会社となった。これにより、明治グループとの資本提携は解消されたが、業務提携は継続されている。 同年11月29日、同じくサッポロHD傘下のサッポロ飲料と2013年(平成25年)1月をめどに統合し、飲料・食品事業の新会社「ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(以下ポッカサッポロ)」を設立する予定がサッポロHDより発表された。サッポロHDが2012年(平成24年)3月にポッカコーポレーションと同住所に設立した統合準備会社のポッカサッポロが、2013年1月1日付でポッカコーポレーションおよびサッポロ飲料を吸収合併する。なおポッカサッポロとの合併は三角合併となり、ポッカサッポロ(合併直前にサッポロHDから全株式を譲受)を除くポッカコーポレーションの株主にはサッポロHDの株式が交付される。
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