資料館展示
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「平和の鐘 (広島市)」の記事における「資料館展示」の解説
年に一度8月6日午前8時15分平和記念式典内でに鳴らされる5代目の平和の鐘は、1967年香取正彦から寄贈された高さ77cmの鐘で、表面の「平和」の文字は吉田茂の揮毫。 1966年ごろ、香取は4代目の平和の鐘の音を聞きその音色が良くないと平和の鐘を新しくつくることを思いつき、翌1967年から制作に入る。その際に、鐘の表面に吉田茂が書いた「平和」の文字を刻むことを思いつき、娘婿で吉田と面識があった御巫清尚外務官僚に依頼した。吉田は了解し、その揮毫を香取は引き伸ばして鐘に転写し同年7月22日に完成した。完成後、香取は吉田にその音色を聞かせている。なお、吉田は同年10月に亡くなった。 普段は平和記念資料館東館1階に展示されている。なお、毎年式典でこの鐘を鳴らすのは、毎年選出される遺族代表とこども代表の2人である。
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