貴乃花部屋へ入門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 08:23 UTC 版)
2008年11月、少年時代に憧れだった貴乃花が師匠の貴乃花部屋へ入門した。四股名「貴ノ岩」の命名には美輪明宏が関係しており、貴乃花と2人で母校のある鳥取から上京した際に羽田空港のゲートで2人と偶然会った美輪明宏が貴乃花に「岩のようですね」と貴ノ岩の印象について声を掛けたことでその夜に師匠が四股名を決断したという。 ビザ取得手続きなどのため1場所遅れのデビューとなり、2009年1月場所に貴ノ岩の四股名で貴月芳・貴斗志とともに初土俵を踏む。なお、同期生には他に宝富士・皇風・德勝龍などがいる(ただし3力士とも大卒のため学年は違う)。初めて番付に名前の載った3月場所は序ノ口で5勝2敗と勝ち越し、5月場所は序二段で7戦全勝を挙げ優勝決定戦に進むが、天禄に敗れ優勝を逃した。その後三段目で7月場所は6勝1敗、9月場所は4勝3敗と勝ち越し、三段目3場所目となった11月場所は7戦全勝で迎えた優勝決定戦で無双傑を下し優勝、2004年2月に創設された貴乃花部屋にとって初の優勝を決めた。 取的時代は朝5時に起床して、ランニング5km、100mダッシュ、縄跳び500回、片足跳び50回、最後は二重跳びを失敗しないで連続50回飛べるまで続けるメニューをこなした。19代音羽山からは相撲の投げ技などを教え込まれた。
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