財産や記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 01:53 UTC 版)
遺産相続:残された財産の分配・処分。 記録:プロフィール、自分史など故人の記録であり、自費出版する人もいる。古来から墓石に命日と戒名等を彫ったり、過去帳に記録したり、家系図として故人のデータを保存したりしていた。最近はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やウェブに残した記録が、本人の死後も残り続け、これが故人の生きた証となっている。サービスプロバイダ業者はブログやSNSの記録を一々本人が生きているのか確かめないので、死後も記録が放置され、残るのが現状である。テキストのみならず、写真や動画として記録が残る。最近は墓石にQRコードを付けて、ブログやFacebookなどへもリンクすることができるようになってきた。 デジタル終活:逆に、自身や知人のプライバシーに関わる記録を死後に他人が見ないように処分する人もいる。現代において、個人情報が多数格納されているパソコンやスマートフォン、記録媒体といった「デジタル遺品」の破棄や、インターネット上で開設しているサイトの閉鎖や会員登録抹消などを予め手配する人も増えている。こうした活動は「デジタル終活」と呼ばれ、それを支援する団体・企業も登場している。
※この「財産や記録」の解説は、「終活」の解説の一部です。
「財産や記録」を含む「終活」の記事については、「終活」の概要を参照ください。
- 財産や記録のページへのリンク