財団職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:10 UTC 版)
SCPオブジェクトの収容に関わる財団職員の職種は多岐にわたるが、SCPオブジェクトを研究する「研究員・博士」、現地で調査を行う「フィールドエージェント」、エージェントや研究要員より選抜された精鋭もしくは専門技能を持つ者達の部隊である「機動部隊」が報告書内に主に登場する。 職員にはセキュリティ・クリアランスが0~5の6段階に分けて設けられており、権限が大きいほど上位のクリアランスを有している。クリアランス5を有する最高幹部による「O5評議会」(定員は13名)が合同決議により財団の活動全体を監督している。 SCPオブジェクトの実験や探査などで「消耗される」役割の職員は「Dクラス職員」と呼ばれ、犯罪者が雇用されている(死刑囚など罪が重い者ほど危険性が高いオブジェクトの実験に回される)。ただし出自設定は記事執筆者によって異なる場合があり、またその雇用形態についても「一定期間後に解放される」「一定期間後に殺害される」「死亡する前提で雇用されている」「一定期間ごとに記憶処理を施されて『一定期間後に解放される』と思わされ続けている」など様々で、確固たる設定はなく記事執筆者ごとの判断による。また、報告書中に「(特定のDクラス職員を)終了する」といった記述がある場合、財団がDクラス職員を「解放する」とも「無力化する」とも、あるいは「死亡させる」とも解釈できるが、実際どういったことが行われているかは読者の見解に委ねられる形となる。 メタ的には財団職員が執筆者のアバターとして機能する場合があり、自身の作品をまとめたページに設定を記述している執筆者も存在する。
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