譲渡などで引き継がれている他社の版権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 02:07 UTC 版)
「SNK (2001年設立の企業)」の記事における「譲渡などで引き継がれている他社の版権」の解説
ほとんどが主に旧SNKと提携し、ネオジオに関わっていたメーカーである。 ADK(旧社名:アルファ電子(英名:ALPHA DENSHI)) 代表作『ワールドヒーローズ』(シリーズ内全て)、『ティンクルスタースプライツ』(初代のみ)、『痛快GANGAN行進曲』、『ニンジャコマンドー』、『ニンジャコンバット』、『クロスソード』(シリーズ内全て)など。 ネオジオの基になったハードウェアを開発した会社である。 旧SNK倒産のおよそ2年後の2003年頃に倒産。その後、ADKの版権は旧SNK時代からネオジオ作品の販売を担っていた当時のSNKプレイモアに引き継がれている。ネオジオの歴史上、旧SNKとの関係が深かったためか、現在のSNKの一部ゲーム作品ではSNKが引き継いだ他社のゲームのキャラの中でもADKのゲームキャラが多く登場する。 ナスカ(英名:NAZCA) 代表作『メタルスラッグ』(初代のみ)、『ビッグトーナメントゴルフ』など。 元々はアイレムを退社した開発スタッフの一部により設立されたゲームメーカーで、後に旧SNKの子会社を経て1996年に吸収合併された。後に「2Dアクションシューティング」というジャンルとして名作ともなる『メタルスラッグ』が、ナスカが旧SNKに吸収合併された後にシリーズ化されることになった 夢工房(英名:YUMEKOBO、旧社名:エイコム(英名:AICOM)) 代表作『パルスター』、『ブレイジングスター』など。 元々はサミー工業の子会社、日本エイコム株式会社として1990年に設立。1992年にはサミー工業に吸収合併されていた間に、同社が12年ぶりにリリースしたシューティングゲーム『ビューポイント』の開発を担った。その後「エイコム」として独立し、同社名時の代表的な作品として知られるシューティングゲーム『パルスター』をリリースした。1996年に旧SNKとタカラ(後のタカラトミー)の出資により「夢工房」に社名を変更した後、旧SNKの子会社となり同社から『ザ・キング・オブ・ファイターズ京』や『原始島2』、ネオジオポケット向けの各作品などの開発を委託されることが多くなる。その後、旧SNKの再建に関する子会社整理の一環として会社は解散。 ザウルス(英名:SAURUS) 代表作『神凰拳』、『ショックトルーパーズ』(シリーズ内全て)など。 『龍虎の拳2』・『ワールドヒーローズ2』など、旧SNKがネオジオ向けに製作した作品のスーパーファミコン等の家庭用ゲーム機向けへの移植を手がけた。一方で、自社で企画・開発した作品が極端に少ないようである。
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