語り継がれる日本記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 02:53 UTC 版)
河辺忠夫は、自分の記録について戦中、戦後を通じてほとんど自ら語る事はなかったが、長男・新一の成長に連れ公認滑空機滞空日本新記録について少しずつ話し始めた。この事により河辺新一は滑空史に興味を持ち日本に於いて忘れられがちな滑空機について滑空史保存協会を立ち上げ、広く日本及び海外の滑空機の歴史、達成記録等を、研究し資料保存に傾注している。 河辺忠夫は幼い新一に(軍隊日記に書かれた絵を見せ記録達成当時の事を話してくれた)その事を印象深い思い出だと新一は語っている。 軍隊日記には、吹き流しの立つグライダー山の上空を飛んでいる前田式703型カモメ号の姿と、川上(右側)に大城橋、川下に神代橋が描かれ蛇行した川筋に着陸地点と思われる長方形の図がある、又右側に描かれた略図は草野町の地図で30名程になる大勢の記録挑戦におけるサポート隊員達の宿泊、入浴、食事、などで格別の世話になった草野町町長上野久守、金山試掘者小屋松千太郎、緒方菓子屋などの家の配置が描かれている。
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