詩人会議の運動
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結成以来積極的に社会問題に取り組み、ベトナム戦争反対、原水爆全面禁止、金芝河即時釈放要求、小選挙区制反対、自衛隊の海外派兵反対など、時代が求めるテーマに詩作で応えるとともに、声明・アピールの採択や詩のパンフレット発行などの活動も継続してきている。近年は会員だけに限らず、会外の詩人との共同を重視する傾向にある。そうした中から『反核平和詩集』(1986年新日本出版社)、臨時増刊号『日本国憲法とともに』(2000年)、『戦争を拒む』(2016年)などが制作された。 同会は歴史の節目ごとに、会員アンソロジーを刊行。15周年には『明日へのはばたき』(1979年)、20周年には詩と資料『詩人会議の20年』(1982年)、25周年には『人間の声たかく』(1988年)、30周年には『21世紀へのメッセージ』(1992年)、40周年には『時代を拓く』(2002年)、50周年には『人と人をつなぐ』、1988年に『壺井繁治全集』全6巻(青磁社)を編纂したほか、『詩人会議』臨時増刊号では、『黒田三郎特集』(1989年)、入門書『詩作案内』(1997年)も刊行。 また、日常的な活動としては機関誌『詩人会議』の合評を行なう読者会を毎月一回夕方よりなっているほか、朗読会「声を上げよう!」や、自作詩を持ち寄り合評し合う「詩作2020(←数字は年を示す)」も毎月一回、午後に行なっている
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