証取審報告書
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1984年10月17日、証券取引審議会は、投資顧問業務に関する諸問題について、特別部会を設置して審議することを決めた。座長は谷村裕が務めた。特別部会は同年12月以来、十回にわたって審議を行い、1985年11月19日、「証券投資顧問業の在り方について」と題する報告書をまとめた。同月25日の証取審で部会報告書が了承され、竹下登蔵相に証取審報告書として提出された。この報告書は、投資顧問業法の必要性を実証した傑作であり、欧米での経緯・実情を時代人に啓蒙した。 特別部会には谷村座長の他に7名の委員と9人の専門委員が参加した(証取審報告書5頁)。委員から紹介する。加治木俊道、河本一郎、高田通夫(読売新聞論説委員)、玉置孝(日本銀行理事)、成田正路(日本放送協会解説委員)、前田庸、山崎富治。次は専門委員である。新谷正(三菱信託銀行専務取締役)、大出峻郎(内閣法制局第三部長)、北村一男(山一証券投資信託委託社長)、小林忠雄(日興証券副社長)、新田勇(警視庁刑事局保安部長)、廣井欽哉(第一生命常務取締役)、村田茂(富士銀行常務取締役)、望月嘉幸(日本興業銀行常務取締役)、由良玄太郎(日本証券アナリスト協会専務理事)。 以下に掲げる報告書の骨子を投資顧問会社の概要に代える。
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