計画中のルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/18 16:44 UTC 版)
「ロウアー・マンハッタン-ジャマイカ/JFK・トランスポーテーション・プロジェクト」の記事における「計画中のルート」の解説
1999年に、リージョナル・プラン・アソシエーション(英語版)(RPA)は以下の路線について検討を行っていた。 ブロード・ストリートから125丁目までのIND2番街線全線 ロングアイランド鉄道イースト・サイド・アクセス ブルックリン区・クイーンズ区・ブロンクス区の通勤鉄道路線に沿った地下鉄路線の延伸 エアトレインJFK経由で直接JFK空港にアクセスできる地下鉄路線の延伸 RPAが提案した延伸計画は「メトロリンク」と呼ばれ、地下鉄駅の31駅新設、通勤鉄道駅の再利用3駅、新線建設 計31キロメートル (19 mi)を含むものであった。 地下鉄はグランド・セントラル-42丁目駅からIND2番街線を南進し、モンタギュー・ストリート・トンネルを経由してブルックリン区、さらにアトランティック・ターミナル駅からロングアイランド鉄道アトランティック支線(英語版)を経てジャマイカ駅に達し、そこからエアトレインJFKでJFK空港に向かう、とされていた。 2004年にメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ(MTA)、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社、ロウアー・マンハッタン・デベロップメント・コーポレーション(英語版)およびニューヨーク・シティ・エコノミック・デベロップメント・コーポレーション(英語版)による候補ルートのフィジビリティスタディが完了した。ジャマイカ駅では既存のロングアイランド鉄道アトランティック支線とエアトレインJFKを接続するために全長460メートル (1,500 ft)の高架構造の建設が必要で、ブルックリン区のアトランティック・ターミナル駅からロウアー・マンハッタンのワールド・トレード・センター駅までトンネルを新設する必要があった。このフィジビリティスタディでは、イースト川の渡河方法について4案が提示されていた。 トンネルを新設する。建設費は約40億ドル。 既存のIND8番街線クランベリー・ストリート・トンネルを利用する。既に線路容量を使い切っており、C系統をラトガーズ・ストリート・トンネル経由に変更する必要が生じる可能性がある。 既存のモンタギュー・ストリート・トンネルを利用する。線路容量には余裕があるが、2013年8月2日から2014年9月まで修繕工事のため閉鎖されていた。 既存のトンネルを組み合わせ、一方をロングアイランド鉄道、もう一方をエアトレインで使い分ける。 フィジビリティスタディではイーストリバー渡河トンネルの新設を勧めており、平日には平均してロングアイランド鉄道の通勤客10万人以上とエアトレインの乗客4,000-6,000人が利用すると推計していた。
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